
こちらのお方を、どなたと心得る~~。
多分、国内で一番、有名な雷さんじゃぁなかろうか。

今回京都へ足を運ぶきっかけは、こちらを拝見できると知った事もありまして。
こうして絵画になった風神雷神といったものは、実はこれ以前にはなかったんだそうです。
つまり、造形作品としては千手観音に侍る一対の像としてなど。
俵屋宗達に拠る二体は1620年頃描かれたらしいんですが、400年も前のアニメのキャラと
言ってしまっては恐れ多いのかどうか、今や、アニメや漫画も立派な日本の文化を担っています。
その源流のような、大らかでひょうひょうと磊落で、しかし平面から立ち上がってくるような生命感に圧倒されました。
絵画の上では、多くの色を費やすのではなく、むしろ彼らを乗せる雲とおぼしき墨や銀で醸した暗雲やらの
暗い色調を、美しい金箔の上に惜しげなく散らしていて、乗っかる二神の筋肉の様だとか、装束やらの
たなびきなど、油絵のように絵の具の重なりや陰影はないのに、今しも動いているかの様で、うまく
生かされていると思いました。
それと解説では、モチーフを両端に寄せ、中央に大きく開けられたスペースに無限の広がりを生み出して
いる、とありました。

もう一つ、人ならぬものを。
手にした桃の枝の色彩が際立って美しいものの、何やら肩に乗るのが・・。

何と、がま。
14世紀中国の顔輝描いた、こちら蝦蟇仙人と称します。
踏んづけている図も見た記憶がありますが、これな仙人、蝦蟇を使って妖術を施すんだそうです。
中国題材で鉄拐仙人と一対で描かれることが多いそうな。

こちらが東福寺から寄託の三幅対。
明兆みんちょう 筆の「達磨・蝦蟇・鉄拐図」1300年前後
中央に達磨禅師、右に鉄拐仙人、そして左に件の蝦蟇仙人。
前記、顔輝を模写した作品が同じく京都博に寄託されています。(今回の展示はありません。)

明兆の蝦蟇 がま 仙人。
元祖、顔輝に忠実、無骨にした感じですね。

調べたら、蝦蟇仙人はNARUTOのキャラにあるんだそうですね。
更に異形の仏さまを。

ん?

宝誌和尚立像 11世紀
中国南北朝時代の僧(418~514)肖像を描かせようとしたところ、顔を裂いて(!)下から
観音の姿を現し自在に変化するので、遂に描けなかったという謂れがある、と。
美しい観音様を。

白光神立像 1225年 高山寺
観音様の容に見えますが神像なんですね、50cmに満たない小さくも、胸を衝かれる美しさです。
仏師運慶の息子、湛慶の作。
最後にうんと優しいお茶碗を。

銹絵水仙文茶碗 野々村仁清 17世紀
番外です。

図録に掲載されてました、が、私これ見てないんです。
そんな訳ないけどなと、ひっくり返して見たところ図録と展示物が若干異なっている様なんです。
全期入れ替え無しとありましたが、果たして。
あんまり面白そうなので、いつかお目にかかりたいものですが取り合えず挙げておこうと思います。

十二類絵巻 3巻のうち 15世紀
御伽草子絵巻の代表的秀作、室町時代の漫画ですね。
十二支の動物が催した歌会に狸が判者として参加しようとするが、追い払われる。
怒った狸は十二支に入らない動物と結託して合戦を仕掛けるが、敗北して最後は出家するという物語。
因みに、全139点にのぼる展示物、正倉院展などでは70点ほどが常なので、記念展とはいえ
破格な多さそして、破格の安さ(¥600足らず!)でした。
最後のブースの布製美術品が小走りの拝見になって、そこは残念でした。
なお、明日閉幕です。
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