ダンボーの北海道さまよい歩きの旅。2020年の8月上旬に立ち寄ってみたのは小樽市の忍路漁港。タイミングが合えば、夕日のとってもいいスポットになりそうな、小さな港へと。
小樽の中心部から余市方面へとしばらく足を進めた場所にある忍路。「忍路」と書いて「おしょろ」と読む難読地名。
かつて、昭和の前半ごろまではニシン漁で栄えた忍路の地。
昭和も半ばに入り始めるとニシンもあまり獲れなくなり、どんどんと小さくなっていった忍路。
この日、防波堤の方まで行きたかったけれど、いかんせん新型コロナ全盛期。関係者以外立入禁止の看板が大きくたっていたので、入るのをやめちゃった。
ちょうど8月の前後あたりは、忍路の湾の向こう側の方へと、夕日の落ちていく姿が見えるみたい。
忍路は蘭島から峠をこしたところ。なんて伊藤整の詩のフレーズがあったっけ。
ここもまた、静かな夕日スポットになりそうな気がする。またいつか、行ってみなくっちゃ。
あまり気にせずに防波堤まで行っちゃえばよかったなあって、帰ってきてから大後悔。
いつか、またね。
【場所】
【小樽市 忍路漁港にて】
【訪問日:2020.08.01】