MROジャパンが運営する那覇空港の航空機整備施設で、事業開始に向けた準備が本格化している。13日夜から14日未明にかけて、最新鋭の旅客機ボーイング787を格納庫内に搬入し、整備用の機材が機体に装着できるかを確認した。那覇空港での整備事業開始は来年1月7日を予定しており、準備は計画通りに進んでいるという。
MROジャパンは伊丹空港から那覇空港への移転を進めている。那覇空港の施設に機材を運び入れる作業は11月から始まっており、年内に移転が完了する。今月6日からは整備を受託する予定の航空機を格納庫に搬入し、機材の確認などを実施している。格納庫には大型機1機と小型機3機を同時に収容できる。機体の整備のほか塗装なども行える。海外の航空機も整備を受託する方針という。