2024年 10月27日 宮城県大崎市の岩出山城跡
2024年11月22日
大衡村のきどっこ食堂でお昼をいただいてから、興味なさげな家内を説得して、大崎市にある岩出山城跡にやってきました。
大崎市は1市6町が合併した広域圏なので城跡もいくつかあるのですが、岩出山城は伊達政宗が仙台を開くまでの12年間居城していた城です。
崖や山など天然の要害を生かした城でした。
現在は一部に小学校や高校があり、全体が公園として整備されています。
地元では城山公園として親しまれており、特に桜が有名だったかな。
最近は老木化進んでいるとも聞いています。
その城山公園の一画にかつて陸羽東線を走っていたC58というSLが静態保存されていました。
大崎市にはかつて中山平温泉駅、岩出山城跡、西古川児童公園の3カ所に3両のC58が静態保存されていました。しかし合併後これらは顧みられることがなく老朽化が進み、アスベストが飛散する恐れもあることから大崎市は3両のC58を全て解体すると発表したのでした。
私も2021年の冬にこれらを見学してきました。
その後、有志による保存会が結成され、大崎市と話を進めてきましたが、管理を保存会が行うことで比較的状態の良い岩出山城跡のC58が残されることになりました。
現在、中山平温泉駅と西古川児童公園のC58は既に解体されており、もう見学することができません。
そして岩出山城跡にあるC58は保存会やボランティアの皆さんの協力により、修繕と再塗装が進んでいたのでした。
期間限定の赤いSLがあるという記事をネットで見かけ、見学に来たのでした。
駐車場に車を駐めると、確かに赤いSLがあったのでした!
もちろんこれがデフォルトではなくて再塗装のために、下塗り用の防錆材を塗ったのですね。
そのため期間限定となったわけです。
私たちが行ったときには保存会やボランティアの皆さんがテンダー車の塗装をグラインダーで削り、地金を研ぎ出していました。
工具があるとはいえ、こりゃ大変な作業ですね。
おつかれさまです🙇
作業の手伝いは無理そうですが、些少の募金だけさせてもらいました🙏
シリンダー部分のアップです。
カバーの腐食が進んでいましたが修理されてますね。
以前見たときは動輪がシルバーに塗装されていて違和感があったのですが、今度は大丈夫でしょう。
ロッドもきれいに磨かれています。
すごい!きれい!
アスベストの除去作業は大崎市がやってくれたようですが、他の補修整備はCFや募金等によって賄われているそうです。
シルバーに輝くテンダー車もカッコいいですね😊
作業している方が80年ぶりに素顔が現れたと説明してくれました。
赤いSL
私の脳裏に浮かんだのは「シャア専用機関車」とかティーガー重戦車の「赤虎」ですかね😅
大崎市が保存会と結んだ管理協定書には清掃、修理をすることを認めると書いてましたが、認めるってなに?
そこは「お願いします」だろ💦
JR岩出山駅には旧駅舎内に鉄道資料館がありますが、こちらも管理はお任せのようです。
模型車輌の盗難などもあったようですね。
創設者は故人、その後の管理者も数回変更しており、管理の難しさがうかがえます。
大崎市には高座から見下ろすだけではなく、積極的な支援も望まれるところです。
貴重なシャア専用機関車 C58を見学させて頂きました。
さて城山公園を少し散策してみましょう。
本丸跡には固く閉ざされた売店があります。
遠い昔、若かりし頃はさくらまつりなどで賑わっていた記憶があります。
今でも開くときがあるのかな?🤔
案内図です。
城跡といえば天守閣とか連想しがちですが、ここは軍事政治の中枢を担った場所なので天守閣などはなかったようです。
堀切や要害、馬だしなど地形などで遺構を知ることができます。
野外ステージです。
お花見の時期は賑やかなのでしょうね?
西の腰廊を抜けると広場に出ます。
伊達政宗平和象が聳えていますよ。
背景に高木もあってなかなかかっこいいですね😊
この平和像は終戦後、空襲で被災した仙台城跡の政宗像として製作されました。
その後、現在の騎馬像が製作され、平和像は昭和39年にここに移されました。
甲冑姿ではなく平服の状態で作成されたので平和像と呼んでいるようです。
政宗は絵や像では隻眼にしないようにと言っていたようですが、結構隻眼の像は多いよね。
今も平和な岩出山の城下を見守っているかのようでした。
後は一目散に帰りました~。
大崎市は1市6町が合併した広域圏なので城跡もいくつかあるのですが、岩出山城は伊達政宗が仙台を開くまでの12年間居城していた城です。
崖や山など天然の要害を生かした城でした。
現在は一部に小学校や高校があり、全体が公園として整備されています。
地元では城山公園として親しまれており、特に桜が有名だったかな。
最近は老木化進んでいるとも聞いています。
その城山公園の一画にかつて陸羽東線を走っていたC58というSLが静態保存されていました。
大崎市にはかつて中山平温泉駅、岩出山城跡、西古川児童公園の3カ所に3両のC58が静態保存されていました。しかし合併後これらは顧みられることがなく老朽化が進み、アスベストが飛散する恐れもあることから大崎市は3両のC58を全て解体すると発表したのでした。
私も2021年の冬にこれらを見学してきました。
その後、有志による保存会が結成され、大崎市と話を進めてきましたが、管理を保存会が行うことで比較的状態の良い岩出山城跡のC58が残されることになりました。
現在、中山平温泉駅と西古川児童公園のC58は既に解体されており、もう見学することができません。
そして岩出山城跡にあるC58は保存会やボランティアの皆さんの協力により、修繕と再塗装が進んでいたのでした。
期間限定の赤いSLがあるという記事をネットで見かけ、見学に来たのでした。
駐車場に車を駐めると、確かに赤いSLがあったのでした!
もちろんこれがデフォルトではなくて再塗装のために、下塗り用の防錆材を塗ったのですね。
そのため期間限定となったわけです。
私たちが行ったときには保存会やボランティアの皆さんがテンダー車の塗装をグラインダーで削り、地金を研ぎ出していました。
工具があるとはいえ、こりゃ大変な作業ですね。
おつかれさまです🙇
作業の手伝いは無理そうですが、些少の募金だけさせてもらいました🙏
シリンダー部分のアップです。
カバーの腐食が進んでいましたが修理されてますね。
以前見たときは動輪がシルバーに塗装されていて違和感があったのですが、今度は大丈夫でしょう。
ロッドもきれいに磨かれています。
すごい!きれい!
アスベストの除去作業は大崎市がやってくれたようですが、他の補修整備はCFや募金等によって賄われているそうです。
シルバーに輝くテンダー車もカッコいいですね😊
作業している方が80年ぶりに素顔が現れたと説明してくれました。
赤いSL
私の脳裏に浮かんだのは「シャア専用機関車」とかティーガー重戦車の「赤虎」ですかね😅
大崎市が保存会と結んだ管理協定書には清掃、修理をすることを認めると書いてましたが、認めるってなに?
そこは「お願いします」だろ💦
JR岩出山駅には旧駅舎内に鉄道資料館がありますが、こちらも管理はお任せのようです。
模型車輌の盗難などもあったようですね。
創設者は故人、その後の管理者も数回変更しており、管理の難しさがうかがえます。
大崎市には高座から見下ろすだけではなく、積極的な支援も望まれるところです。
貴重な
さて城山公園を少し散策してみましょう。
本丸跡には固く閉ざされた売店があります。
遠い昔、若かりし頃はさくらまつりなどで賑わっていた記憶があります。
今でも開くときがあるのかな?🤔
案内図です。
城跡といえば天守閣とか連想しがちですが、ここは軍事政治の中枢を担った場所なので天守閣などはなかったようです。
堀切や要害、馬だしなど地形などで遺構を知ることができます。
野外ステージです。
お花見の時期は賑やかなのでしょうね?
西の腰廊を抜けると広場に出ます。
伊達政宗平和象が聳えていますよ。
背景に高木もあってなかなかかっこいいですね😊
この平和像は終戦後、空襲で被災した仙台城跡の政宗像として製作されました。
その後、現在の騎馬像が製作され、平和像は昭和39年にここに移されました。
甲冑姿ではなく平服の状態で作成されたので平和像と呼んでいるようです。
政宗は絵や像では隻眼にしないようにと言っていたようですが、結構隻眼の像は多いよね。
今も平和な岩出山の城下を見守っているかのようでした。
後は一目散に帰りました~。
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