スロットの設定を友達に教えたらその友達が女性店員をナンパした話
「すまんが◯◯副店長に、この書類を届けてくれんか?」
当時、班長だった私は店長からそういわれると、閉店後のスロットコーナーで設定変更をしていた副店長の元へと書類を届けた。
基本的に設定変更中は、主任以上でないとスロットホール内に足を踏み入れることはできないのだが、店長からの頼まれごとなので、直ちに副店長の元へと向かったのであった。
スロットコーナーにて
「ダメだよクロロ!スロットコーナーに入っちゃ!!
設定変更中なんだから!」
以上のような警告を副店長から受けたのだが、店長から預かった書類を渡しにきたということを告げると、それを渡したあとに私はその場からそうそうに立ち去ろうとした。
ただ、その時はタイミングが悪く、キンパルの設定変更値が視界に入ってしまったのである。
※画像はバジリスク3
私の視界に設定値が入ったことに関して副店長も気づいたらしく、副店長は私に次のような言葉を述べた。
「店長からの頼まれごとか・・。
しょーがねえなあ~。明日のキンパルは全6なんだが誰にも言うなよ~」
「はい。もちろんです」
そのようなやり取りを終了し、深夜2時くらいに遅番勤務を終えることとなった。
キンパルの6を友だちに教える
勤務終了後に駐車場の車に乗り込むと、私はすぐに友達に電話を掛けた。
「もしもし?
明日キングパルサーって台に設定6が入るから、絶対に勝てると思うよ。打ってみなよ」
別にリベートを請求するわけでもなく、何となく面白そうだから教えたのだが、翌日、その友達はなんと4人グループで来店したのである!
「えっ!?他の友達にも教えたんかい!?」
てっきり1人で来るのかと思ったら、合計4人で来たのでそれには焦った。
こういった情報が不特定多数に知れ渡るのはヤバい。何事もなければ良いのだが・・。
その後、その友達に報告を受けたのだが、結果としては4人合計でプラス2万という収支であり、一人頭5000円ぽっちの収支だった。
その日のキンパルは、全6ということで全体的に出ていたのだが、その4人の台だけイマイチの出玉となってしまったのである。
あとはまあ、全6だとしてもストックは飛ばしていたことと思われる。
4号機初期のストック機。
通常時はボーナスストック抽選を行っており、ストックあり時は最大天井1280Gの間にボーナス放出ゲーム数が振り分け決定される。
なお、ストックがある場合はボーナス後の約70%で128G以内にボーナスを放出。
ゆえにストックが貯まれば万枚も狙えるAタイプストック機だった。
女性店員をナンパ
とりあえず、4人で設定6をぶん回した件に関しては、そこから何事もなく終わったのだが、厄介だったのはその日、4人の中の1人が、私の店の女性店員をナンパしたということだった。
店員との立ち話などの際に電話番号をゲットして、数日後の夕方にどこかの公園で花火をやったなどと友達が話していたのである。
もちろん、その店員は私もよく知っているアルバイトであり、そこそこ見た目は可愛かった。
しかも、その店員はもう一人の店員を連れて、男4人の女2人で遊んできたということだった。
それを聞いた私は、流石にそれはヤメてくれよと思った(苦笑)
店員と親しくなってしまうと、何かの拍子にキンパルの6を私に教えてもらって来店したということを、店員に漏らしかねない。
・・が、その後は何事もなかったので、私に対する被害は幸いまったくなかった。
しかし、友達と女性店員2人との付き合いは、その後も数ヶ月続いたらしく、4人の中の誰かが、一時的に店員と付き合ったのだと思われる。
もちろん、社内規定においては「電話番号を交換したりプライベートで客に会ったら解雇」というルールがあったので、その事実を知っている私がそれを店長にバラせば、店員2人は解雇になったと思うのだが、その事実を私が知っているとなると、それはそれで問題になってしまい、私の身が危うくなるので、店員がプライベートで客と遊んでいたことに関しては、何も言うことができなかった。
ちなみに、その電話番号を教えた店員はその後も3年ほど働いたのだが、最後は妻子持ちの店長と不倫してしまい、それがバレて店長と2人で仲良くクビになった。
パチンコ店においては、若い女がメインで働く職場なんで、こういったエピソードは腐るほどある。
一方、私はエリア長として現在では現場から離れているので、ある意味そのようなリスクはなくなったといえる。
やはり、あの職場は誘惑が多い。
私のような堅物な人間でさえ、過去に二悶着くらいやらかしてしまったことがあるので、本当に自分を律することができる人間でないと、特に既婚の身の店長クラスの人間は危ないと思う。
パチンコ業界人の方へ
パチンコ業界人で、職場で女関係のトラブルをやらかしたって人はお問い合わせフォームよりメッセージをお願いします。
記事ネタに採用された際にはAmazonギフトコード500円分をプレゼントします。
※もちろん、匿名で大丈夫です
※自分自身のエピソードでなくても可
※事細かにストーリー形式で教えて下さい