2024年 05月 13日
作家の気持ち
先日から織っている和紙の入った糸使用の経糸の具合はどうでしょう。
2枚目は麻のスラブ糸を中心に織り始めました。
オレンジ色。茶色をところどころに入れたり、
グレーを入れていますが、写真だと分かりづらいですね。
ベランダのテーブルに並べてみました。
4m50cmの経糸でマフラー2枚織りました。
向かって 左が先に織ったもの緯糸は黒っぽい糸中心でたまにベージュを入れています。
右が2本目で麻の白を中心にオレンジ・グレーをいれたもの。
主に使っている糸の違いで全体の色合いがはっきりしてきます。
濃い目の方は若い人が似合うかな。
白っぽい方は顔うつりが明るくなるので白髪・シニアの方に似合いそうです。
麻で張りがあるのでどちらもカジュアルなスタイルに合うと思う。
やっとかけておいたものが織り上がり、一段落です。
同じ糸の整経した糸がありますから、又経糸を張り、緯糸を選びながらの作業をしますが。
平織のバリエーションで糸の素材、色を楽しむ手織りですが、
デパートでの展示ではかなりお買い上げをしていただきます。
デパートのリベートがありますから糸代も加えてかなり高額なものになるにも関わらず
お買い上げいただいております。
作家としては、
自分が作ったものに共感していただくというのが何よりも嬉しいことで、
さらに大事なお財布の紐を解いてお買い上げしていただくのですから。
デパートの展示は私自身は広告など一切しておらず、
たまたまデパートにいらしたお客様が目にとめていただいたものということになります。
お客様の好みはいろいろですので作る側としては気に入られるようなものというのは意識せず、
私自身が好きに好きに織っている物になります。
展示させていただいている柏の高島屋は今改装中で
今年は展示が出来るかどうか未定なのですが、
手織りはポツポツと棚に溜まってきました。
好きに好きに織る・・・これは私の日常の活性剤になっています。
by rui-asami
| 2024-05-13 14:25
| 手織り
|
Trackback
|
Comments(0)