物語りのある作品 : オアシスへの旅3
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物語りのある作品

       昨日レッスンがありました。色選びや形を作るとき、
       「どうしたらいいか?」と聞かれます。
           「そうね、こうすると、こう見えるし、これを持ってくるとこうなるしーー 
            どれを選ぶかはあなた次第」
        選択するときのヒントを考えるのが私の役目。こうしたら良いということはいいません。
        選択することがその人らしさですし、作品の個性ですから。
        その醍醐味を奪ってしまうのは私の本意ではありませんので。

        「では、るいさんならどうしますか?」と、決断できない方が迫ってきす。
         その時は、選択が難しいのでは?と判断して、私ならこうしますーーーと伝えるのですが…





          以前スウエーデンに織物研修に行ったときに、手芸も教えていただいたのですが、
          小さなブローチを作りました。それを見たKさんが「るいさんの作品に物語がある」と。         

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                        ブルーもあるのですが、ピンクを載せてみます。


       そうだわーーー
         手織りの組織は不変で、その通りやらないとその織り方は出来ませんが、
           色や形を選ぶときに、
           こうすべきとかこうするのが正しいとか決めつけるのはつまらないですよねーーー
              「物語を思い浮かべて作る」こういう意識を持つことを伝えていったらわかりやすいかなと
               気が付きました。
               決まった形通りから出られない方にはお薦めの方法かな~


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                          いつやったのか覚えていないのですが整経した糸の束が出てきたので
                          これから織ろうと思います。
                          
                             何故ピンクだけ選んだ?私・・・
                             その時でなく、やるのは今だから、

                               今の気持ちで物語を作ろう。



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Commented by takeshi_kanazaw at 2024-05-01 11:08
さすがプロ、良いことをおっしゃる。
我がお絵描き教室の先生も似たようなことをのたまう。
まー、ある程度の基礎技術は必要だけど、やっぱり個性が大事なのかな~・・・。
基礎技術不足の私などは、下手な絵の言い訳材料ではありますが。
Commented by rui-asami at 2024-05-01 11:27
takeshi-kanazaw様 ありがとうございますm(__)m

よく言われることに、何色を使う?どういう風に入れる?と糸選びが
即できない方がおられるんです。
私はその人の感覚を大事にしたいので、
自分の好みとか選択とかを言うのは抵抗があります。
作る楽しみは自分を解放するそこにあります。
出来上がったものがどうであれその作者の気持ちが籠っていたら
それは絶対のものですよね。
takeshi様の絵を拝見しながら
形がいびつとか遠近がはっきりしないとか(失礼!)
思って、それはそれでとても魅力なんです。
takeshi様の視点を感じて
楽しめさせてもらっています((´∀`))
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by rui-asami | 2024-05-01 09:55 | 手織り | Trackback | Comments(2)