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【購入したきっかけ】
今年2月、中島みゆきさんについてブログ記事を書いたのですが、さらに曲を聴いてみたくなりました。
音源が多数ある中でこのCDを選んだのは、「空と君のあいだに」「地上の星」「糸」「時代」などリリース時期に関係なく有名な曲が収録されていていたからです。
また、知らない曲も傑作を選んで収録しているようだったので、購入しました。
【収録曲】
DISK1「エール盤」
1 空と君のあいだに
2 旅人のうた
3 宙船
4 糸
5 ファイト！
6 ひまわり”SUNWARD”
7 瞬きもせず
8 泣いてもいいんだよ
9 負けんもんね
10 時代
11 ホームにて
12 空がある限り
13 地上の星
DISK2 「寄り添い盤」
1 アザミ嬢のララバイ
2 泣きたい夜に
3 愛だけを残せ
4 悪女
5 あした
6 タクシードライバー
7 with
8 最後の女神
9 慕情
10 帰省
11 たかが愛
12 風の笛
13 誕生
【感想（簡単にですが）】
中島みゆきさんというと、ソングライターとしての能力が優れているのはもちろんですが、歌唱力も凄いです。
その曲によって、ささやいたり、叫びのような独特のビブラートを使ったりしていて引き込まれます。
詞も、失恋の悲しさとか、故郷に寄せる思いとか人生の一場面の情景が浮かんでくるものが多いです。
うまく言えないけれど、やるせなさとかむなしさとかの表現が凄いです。
例えば…「タクシードライバー」の歌詞より
笑っているけど みんな本当に幸せで
笑いながら 街の中歩いてゆくんだろうかね
忘れてしまいたい望みを かくすために
バカ騒ぎするのは あたしだけなんだろうかね
タクシー・ドライバー 苦労人とみえて
あたしの泣き顔 見て見ぬふり
天気予報が 今夜もはずれた話と
野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す
楽しそうに生きている人も、実は悲しさとか虚しさを抱えていてそれをごまかすために楽しいふりをしているのかもしれないです。
現実辛いことを言ったところで、現状がよくなるわけではないから我慢するけど、泣きたくなるほどどうしようもなく感情があふれてくることもあります。
そういう時に、中島みゆきさんの曲に共鳴して、自分の辛さを少し和らげることが出来るのだと思います。
歌詞カードも白地に黒い文字で見やすく、さらに英語訳まで書かれています。
ライブの写真も沢山載っていて、パッケージで購入してよかったと思える内容でした。
初回限定版にはNobody Is RightのDVDが付属されています。
気になる方は下記のリンクより詳細を確認してみてください。
