清家冨夫(TOMIO SEIKE)さんから、プリントを頂いた :  アルビレオの雑記帳

 アルビレオの雑記帳

清家冨夫(TOMIO SEIKE)さんから、プリントを頂いた


レンズグルメなブログをしていると、色々な方たちとの出会いがある。

ブログをよく更新していて、レンズの描写に夢中で出会ったブログがある。
photomioさんと言う方のブログの写真がとても好きで、ブログ以外、メールでも交流させて頂いていた。
確か、アンジェニューの50mmf2.9の写真にコメント https://rolleiflex.exblog.jp/3821649/
を頂いたのが始まりで、交流させて頂いていた。

清家冨夫 さんと言う方で、有名な写真家さんだった(当時は知らなかった・・)
自分もこのレンズが好きで2本持っていたので、このレンズで撮った写真を見せてくださいと返信し、1本を返却不要の永遠貸し出し(寄贈)させて頂いただが、お礼として、気に入った写真があれば、プリントして差し上げますと言われ、選んだ1枚の写真をプリントして頂いた。

案内状が来た写真展に行った際、写真集のZOE以外で、気に入った作品があったので、1枚プリントをお願いした。
雨の夜、濡れた桟橋に、ポケットに手を入れ、スッと立つ1人の女性。
上半身を傾けているためか、彼女の感情に、いろいろ想像めぐらせられる。
ノクチルックス(E58)で撮影したそうだ(一番下の写真)

また、モノクロの美しい写真(デジタルでも)を見て、聞いたことがある。
モノクロの美しさって、どう考えたり、感じたり、されているのですか?
帰ってきた答えが、「光と影です」

確かに、モノクロフィルムをM3に詰めて撮るときは、ファインダーを見ても、頭の中は、モノクロのイメージを想像している。


お会いした写真家で、強く印象に残っているのが、前田真三さん
特に「麦秋鮮烈」

もう30年くらい前だったか、憧れていた前田真三さんの拓真館が出来たと、日本カメラ誌に小記事があり、その数年後に前田さんを訪ねて、初めて北海道に行った。
カーナビも無い時代、地図を頼りに、迷い迷いで着いた。

美瑛も、まだまだのどかで、玄関をくぐると、左側に用務員室の様な部屋があり、奥から声がし、出てきてくれて、奥の部屋にあげてくれ、気さくに話してくれた。

緊張のあまり、ほとんど覚えていないが、部屋に入ってきたハエを見て、「ハエが沢山いる所は、豊かな自然がある証拠だ」と言われていた事を今でも思い出す。
口数は多い方でなく、どちらかと言うと短文で、しかし端的に話される方だった。
「麦秋鮮烈」を買いサインしてもらったオリジナルプリント(ちょっと色あせたが)は、玄関に飾っているが、少し色あせてきた。



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清家冨夫(TOMIO SEIKE)さんから、プリントを頂いた_e0006135_01094934.jpg


by thejetmole | 2008-06-16 19:08 | 写真 カメラ レンズ | Trackback