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ロジャナ・アユタヤ工業団地 Phase10について
ロジャナ工業団地アユタヤは、1989年以降アユタヤ地域の開発を進めております。2022年は新たにPhase10(開発面積 750 Rai=1,200,000㎡)を開発致しました。当工業団地は、水を多く使用する業種(半導体、PCB※Printed circuit board)から高い評価を受けておりすでに販売可能エリアの6割は契約済の工業団地となっております。
PCBはスマートフォンやゲーム機、自動車、産業機械等あらゆる電子機器に使用されており、米中貿易摩擦や台湾有事の地政学的リスクの影響を受け、ASEAN地域、特にタイ、インド、マレーシア、ベトナムでの生産ニーズが高まってきております。
タイ最大級の給水能力を誇るロジャナ工業団地アユタヤは、今後もこの需要を捕捉し、お客様の拡張需要に応えるため、さらに開発面積を増やしていく予定であり、事業拡張性にも優れております。タイの工業団地で生産工程で水を多く使用される産業はアユタヤ、プラチンブリエリアに進出する傾向もあり、同産業から高い評価を得ております。ロジャナ工業団地の子会社、ロジャナインダストリアルマネジメント社は30年以上の供給実績から、お客様が安心安全に事業継続できる体制を整えております。
洪水対策も徹底しており、MSL=6.05mの防水提を完備致しました。また下図の通り、バンコク方面へ向かう建設中の6号線のインターチェンジから約10分の戦略的場所に立地しており、洪水有事の際も日本政府のODAによって嵩上げされた9号線までアクセスすることが可能です。