マスカレード・ホテル (2019) 512本目
出演:
新田浩介役 木村拓哉
山岸尚美役 長澤まさみ
能勢役 小日向文世
監督:
鈴木雅之
お勧め度★★★☆☆
コロナ騒動で旅行ができないのが、とっても残念。
本当だったら、息子と今海外にいるうちのBossのところへ、2ヵ月に一度くらいは行く予定だったのに~
その他にもいろいろと予定が狂って、本当に憎っくきコロナ!
はやく死滅しろ~!
そんな時にホテルの映画見て癒されちゃいましょう
連続殺人事件の次の現場が「ホテルコルテシア東京」だということを突き止めた刑事の新田。
警察はホテルに潜入捜査することになる。
新田はフロントスタッフとして潜入するが、ホテルに来る様々な事情を抱えた人間の中に犯人はいるのか?!
そして連続殺人の真の目的とは?
これ、とっても見たかった映画。
私はキムタクのファンでもなんでもないけれど、「検察側の罪人 (2018)」を見た時に、なかなか面白い役者だなぁと再認識。
やっぱり花があるよね。
「どの役を演じてもキムタク」とよく言われるけれど、それぐらい本人と役をマッチさせているというのもなかなかスゴイ。
今回もひとクセある刑事、新田を演じています。
本当のキムタクの性格とか全然しらないけれど、たぶんこんな感じの頑固で真っすぐな人なんじゃないかなぁと思う。
ただキムタクの演技でひとつだけモヤっとするのが、
声がちいさいんだよね!
ただでさえ、聞き取りづらいのに、声が小さいからさらに聞こえない。
他の人に合わせてボリュームは調整してほしいなぁ。
「検察側の罪人 (2018)」の時はそれほど気にならななかったのに・・・また元にもどっちゃったのかしら?
そのかわり、表情は素晴らしいです。
笑顔が苦手な新田のキャラクターをその苦い表情で上手にあらわしてるなぁと思ったわ。
さて、ホテルが舞台のこの映画、入り口を入ってすぐに吹き抜けの気持ちのいいロビーがあって、なかなか豪華です。
小説の時からこのホテルのモデルは「ロイヤルパーク」と言われています。
ロイヤルパークってたくさんあるけど、こちらは日本橋のロイヤルバークだそうで。
水天宮からすぐのところ?
昔はT-CATが便利だったから海外に行くときにはなんどか宿泊したけれど、あんなロビーだったかなぁ?
ロイヤルパークはそれはそれでとても良いホテルなんだけれど、映画の感じとは全然違う気がしますけど。
映画の中のホテルコルテシア東京はとっても高級感があって、素敵です。
ストーリーはけっこう複雑。
と、いうのも、
怪しげな人達がわんさか!
アップグレード目的で部屋にクレームを入れる客。
視覚障害と偽ってホテルのサービスを抜き打ち確認する客。
ストーカー被害にあっていると訴える客。
密会している政治家の客。
ホテルの備品を盗んだフリをする客。
(あ、この場合、すべて「お客様」といわなければならないですね)
私は特に新田の元相棒の能勢が初っ端から怪しげでなんか嫌な感じだったなぁ。
だけどその点と点が線になることもなく、みんなが見落としていた、たった1つの出来事から怒涛の真犯人そして、犯人の目的が暴かれていくスピード感は凄かった!
ただ、意味深に登場する文鎮の存在や、真犯人がわかるところの捜査については、不明瞭なところが多いくて残念。
ここはネタバレになってしまうので、語れないのですが、「なんでそこに行きついたんだろう?」って思っちゃったよ。
そして、刑事が殺人事件について携帯電話で大声で話しているのも違和感あったなぁ。
これは演出の問題なんだろうけれど、通りすがりの周りの人、いろんな物騒な言葉が飛び交っていてびっくりしちゃうよね
そしてこの映画の見どころはとにかくキャストが豪華っていうこと。
ほんのちょっとしか登場しないお客様役(セリフもほとんどない)にすらよく知っている俳優さんが演じて居ます。
明石家さんまの登場は全然わからなかった!
これは映画のストーリーとは全然関係ないので、書いちゃいますが、エンディング近くでチェックインしている「大竹」というお客様を演じて居るそうです。
でも、ピントもあってないし、セリフもないし、帽子で顔が隠れているので、全然わかりません!
それと、松たか子がどこに出演していたのか、私は最初全然わからなかったわ。
舞台挨拶とかに登場しているので、映画に出演しているのは知っていたのですが・・・。
キムタクと松たか子という懐かしの刑事ドラマと同じキャスト!とワクワクした人もいたと思いますが、意外な登場でした。
ついでに前田敦子と勝地涼の登場にも驚いた!
映画の撮影中は交際中ではなかったらしいのですが、2人の役回りがなかなか面白くて、勝地涼が登場したら、お茶を吹き出しちゃったよ
この映画、面白かったと共感する人がいたら教えてくださいな。
サスペンス映画というよりは、群像劇的な要素が大きのかな?
いや、群像劇とみせかけてミスリードさせようとしている、ということなのか?
こちら小説はマスカレードシリーズとなっているので、これからもキムタクの新田が活躍するのか、と思いきや、まだ3作しかないみたいね。
小説も映画もシリーズ化されて、キムタクの新田をまた見たいなぁ。
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