ロング・トレイル!(2015) A Walk in the Woods 215本目
(日本公開は2016年7月30日)
出演:
Bill Bryson役 Robert Redford
Stephen Katz役 Nick Nolte
Catherine Bryson役 Emma Thompson
監督:
Ken Kwapis
お勧め度 ★★★★☆
月曜日はレイバーデイで祝日でした
ちょっくらサンタバーバラまで遊びに行ってきたよ。
映画「サイドウェイ」でかなり有名になったサンタバーバラですが、実際のロケ地のワイナリーは郊外にあるので、それは次回、ってことで、ダウンタウンやピアを回って、一泊。
ダウンタウンにもワイナリーが集まっている場所があり、町全体がスペイン風のとても雰囲気の良い町です。
子供が楽しめるアトラクションは海くらいしかないけれど、大人にはオススメの町。
次の日はマリブなどを横目に南下して家に帰ってきました。
また行きたいなぁ~!
でもとにかく暑かった
そして今日も暑い!
どうやら1年で一番暑い日になりそうです・・・。
昔住んでいたサンディエゴには町からそう離れていない場所でナイトハイクができる小さな山がいくつかあった。
アメリカなのに夜にハイキング?!?と思うかもしれないけれど、なぜかその辺りは大丈夫で、満月やスーパームーンの時は12時過ぎても人が沢山山登りしていたよ。
昼間は日差しがきつくて辛いけれど、夜ならちょっと涼しくて、快適。
ナイトハイク好きだったなぁ。
新しい町に来て、まだそういうスポットを探せてません
てなわけで、トレッキングの話。
トラベルライターのビル。
でも最近は随分新しい本を書いていない。
知り合いの葬式に参加した時に偶然見つけたアパラチアン・トレイルの案内板。
妻は必至に止めるけれど、ビルはどうしても行ってみたくなった。
妻が出した条件は「1人でいかないこと」
ビルは知り合いに片っ端から電話するけれど、誰一人一緒には行ってくれない。
そんな時、長い間音信不通だったカッツから電話。
「一緒に行ってもいいよ」
こうして2人の3500キロに渡るトレッキングの旅が始まったが・・・!
この映画はコメディーです。
笑って、泣いて、また笑って、そしてまた泣いた!
たいしたストーリーではないんだけれど、とてもホッコリします。
旅の途中であるちょっとしたエピソードも何か心温まる。
ロバートレッドフォードの何とも言えない表情が素敵。
美しい自然の景色が素敵。
そしてなによりも、
トレッキング行きたくなった~!
アパラチアン・トレイルとは、アメリカ東部のジョージア州からメイン州にかけての14州にまたがる約3,500kmのトレイル。
アメリカの3大トレイルであり、他の2つはコンチネンタル・ディヴァイド・トレイル(Continental Divide Trail)と、シフィック・クレスト・トレイル(Pacific Crest Trail)。
1968年に初めてのナショナル・シーニック・トレイル(National Scenic Trail)に指定されました。
このトレイルに挑戦する人は数多くいるけれど、なんと、最後まで制覇できる人はたった10%。
それだけ厳しいトレイルってことなんだねぇ。
今回主演のロバート・レッドフォード。
「オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜 (2013)」で海に行ったと思ったら、今度は山!
でも今回はセリフが沢山あって、やっぱりしゃべっている方がいいね。
随分年を取ったけれど、そりゃあ79歳。
変に若くなくてよい。
そしてやっぱりハンサム
この映画はビルブライソンの小説"A Walk In the Woods"を元にしています。
こちら、日本語翻訳もあります!
内容はすべて同じ、というわけではないけれど、カッツと旅をするってところは同じ。
原作も気になりますね。
ところでこの映画、当初ロバート・レッドフォードは相手役としてポール・ニューマンを考えていたそうです。
彼が2008年に亡くなってから、なかなか実現しなかった映画化。
でも、ニック・ノルティとのデコボココンビもかなりいい味出してます。
ちょうどサンタバーバラに行っていたからかもしれないけれど、ちょっと雰囲気とネタが「サイドウェイ」に似ているなぁと思った。
もちろん、とっても良かったよ!
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
日本での公開は今のところ未定ですが、山登り人口が多い日本では公開されるはず!
ただ、単館上映系の映画なので、もしかしたら劇場は限られてしまうかもね。
それでもやっぱりこの美しい風景を見るならビッグスクリーンで!
●追記
日本劇場公開が2016年7月30日に決定しました!
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