「鬼滅の刃」 無限列車編 (2020） 566本目
真っすぐすぎて眩しすぎる映画 「鬼滅の刃」 無限列車編
出演：
竈門炭治郎役 花江夏樹
竈門禰󠄀豆子役 鬼頭明里
我妻善逸役 下野紘
嘴平伊之助役 松岡禎丞
煉󠄁獄杏寿郎役 日野聡
魘夢役 平川大輔
監督：外崎春雄
お勧め度★★★★☆
久しぶりのお休み！
何の映画を映画館で見ようかなぁ？
それほど興味のあるジャンルじゃなくてもやっぱり話題作みたいなぁ。
と、いうわけで観てきました「鬼滅の刃」！
時は大正。
鬼殺隊の炭治郎と善逸と伊之助は新しい任務を受け、無限列車に乗り込む。
そこでは何十人もの乗客が鬼の犠牲になっているとのこと。
炎柱の煉󠄁獄杏寿郎とともに、無限列車に潜む鬼を討ち取るため、列車に乗り込んだ！
こちら、劇場版「鬼滅の刃」ですが、
完全に続編です！
おそらくここまで話題になっている映画だから、なんとなく面白そうだから見に行こう！という人がいるかもしれませんが、
絶対にテレビアニメ版を見てから行ってください！
この映画はテレビアニメの26話のすぐ後から続いていて、しかも映画では今までのストーリーや登場人物については何の説明もないので、その状態で観てしまうと面白さが50％くらいになっちゃいます。
なぜ禰󠄀豆子が竹を咥えているのか、箱の中に入っているのか？
鬼殺隊ってなに？
金髪の男の子とイノシシの被り物の男の子誰？
柱ってなんだ？
十二鬼月って誰？
水の呼吸？
っていうか、そもそも列車にいるとんでもなく色気のある敵役の人、何なの？
とかいういろんな疑問がテレビアニメを見ていればわかります。
もちろん、わからない事も沢山あって、水の呼吸を使う炭治郎が突然炎を操るようになったり、親方様と呼ばれる不思議な存在など、まだ明かされていないこともいろいろあるので、やっぱり少なくともテレビアニメを見た流れで見るべき映画です。
その他でもテレビアニメで語られたエピソードが映画に続いているシーンがあるので、絶対テレビアニメ見て！
例えば、列車を見たことがなかった伊之助が列車を敵と勘違いするシーンがテレビアニメになるのだけれど、それがちゃんと生かされていたり、禰󠄀豆子を認めていなかった煉󠄁獄さんの発言なんかも、映画でちゃんと塗り替えられている。
私はアニメも漫画も全然読んでなかったので、この映画を観るためだけにアマゾンプライムで全話見ました！
確かに面白い！
とにかく王道を極めていて、そして心にグッとくるエピソードが多いです。
ザ！少年漫画という主人公の炭治郎。
とにかく真っすぐで、眩しすぎて直視できない！
めちゃめちゃ性格良くて、こんな人間になりたいもんです。
強くて優しくて。
そして、頑張り屋さん。
「絶対負けない！」っていう強い気持ちで何かをやったのっていつが最後だっただろう・・・？
というくらいになんだか心が洗われます。
嫌味を言われていても、素直に返せるし、誰にでも平等に親切。
でも、まあ、少年漫画にはそういう主人公は沢山いるからね。
それ以上に残酷なシーンが沢山あるこのストーリー。
炭治郎の清らかなイメージとは真逆の残虐なシーンが沢山あって、心が痛いです
私がテレビアニメで特に好きなエピソードはやっぱり蜘蛛の鬼のエピソードだなぁ。
とても悲しい。
それ以外でもこのアニメでは「親」と「子」など、「家族の絆」についてのエピソードが満載で、泣けちゃうよ
そして、敵役である鬼にもちゃんとエピソードがあるから、そこがいいよね。
私が好きなキャラクターは炭治郎はもちろんだけれど、あえて言うなら、我妻善逸かな？
これもテレビアニメを見ていないと、本当にただのうるさい男の子なんだけど（いや、アニメでもただうるさいけど・・・
）、善逸を見ていると、人間誰でも何か一つは特技やできることがあるんだろうなぁって希望が持てる。
善逸はとにかく臆病で、使えないやつだけど、すごく耳が良い。
そして人より耳が良いことを自覚していないところもいいし、本当はものすごく強いことを自分自身で知らないっていうところもいい！
たぶん、人間ってみんなそうだよね、って思う。
はやく彼が自分自身を信じられる日が来てほしい。
テレビアニメから続投の声優陣も素晴らしいです！
竈門炭治郎役の花江夏樹。
彼はオーディション時、全然手ごたえがなかったと言っていた。
おそらくこの役は女性が演じるんじゃないかなぁと思っていたそうです。
確かに少年漫画の主人公って女性声優が演じること多いよね。
素晴らしい女性声優も沢山いるけれど、炭治郎はやっぱり男性で良かった。
優しいだけじゃない、強いだけじゃない、その清らかなイメージに花江夏樹がピッタリです。
女性声優さんだと、男性みたいな声の女性が演じることになるのだけれど、彼場合、どちらかというと女の子みたいに可愛らしい男の子っていう声。
顔は三四郎の小宮みたいなのにー！
とにかく清らかに澄み切った声で泣いたり、叫んだり、そして優しいまなざしで語りかけたり、中性的なイメージの中にも男性的な躍動感と芯の強さを感じる。
テレビアニメで「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」という炭治郎の名台詞がある。
世の中の全長男が頷いたに違いない。
その必死な感じの言い方に泣き笑いしちゃう
とても素敵です。
そして私の推しキャラ我妻善逸役に下野紘。
我妻善逸という役はとにかく「汚い高音」を求められていたらしく、これまた彼がぴったり。
なぜかヘタレの脇役が多いイメージの下野紘ですが、これもはまり役です。
それなのに、突然めちゃくちゃカッコよくなるのもズルい！
嘴平伊之助役の松岡禎丞。
彼は最初善逸役でオーディションを受けていたそうです。
ただ、嘴平伊之助役で正解！
私は彼も「ちょっと可愛い男の子」役というイメージが多かったのですが、さすが声優。
イノシシの下に隠れている嘴平伊之助というビジュアルと性格のギャップを上手く表現しています。
そしてこの映画の主人公と言っていい煉󠄁獄杏寿郎役に日野聡。
私はこの映画を観る前から煉獄さんがとても人気があると聞いていたので、どんなイケメンキャラかと思いきや、別にそういうキャラではなかった。
でも彼の生きざまがイケメン！
テレビアニメは登場回数が少なかったので、ちょっと唐突な感じがありますが、「柱」とはこういう人のこと、というのを教えてくれます。
この映画、私にとっては記念すべき今年初めての映画館鑑賞作品です。
なんと！私の他にはお客様が1人だけでした。
しかも結構年配の男性。
彼が後半めちゃくちゃ泣いていた
アニメはR15のようで。
確かに残酷なシーンが多いので、あまり小さい子に見せるのはアレかもしれません。
でも、大切なことを教えてくれる作品という気がします。
そして大人にとっては忘れかけていたいろんな大切なものを思い出させてくれる作品です。
嬉しい事にテレビアニメの２期の放送が決定しました！
私、結構映画で好きな作品は原作を読んでしまうのですが、これはマンガを読まずにアニメを楽しみたいなぁ。
この映画、面白かった！と共感する人がいたら、教えてくださいな。
とにかくテレビアニメを見てからね！
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竈門炭治郎役 花江夏樹
竈門禰󠄀豆子役 鬼頭明里
我妻善逸役 下野紘
嘴平伊之助役 松岡禎丞
煉󠄁獄杏寿郎役 日野聡
魘夢役 平川大輔
監督：外崎春雄
お勧め度★★★★☆
久しぶりのお休み！
何の映画を映画館で見ようかなぁ？
それほど興味のあるジャンルじゃなくてもやっぱり話題作みたいなぁ。
と、いうわけで観てきました「鬼滅の刃」！
時は大正。
鬼殺隊の炭治郎と善逸と伊之助は新しい任務を受け、無限列車に乗り込む。
そこでは何十人もの乗客が鬼の犠牲になっているとのこと。
炎柱の煉󠄁獄杏寿郎とともに、無限列車に潜む鬼を討ち取るため、列車に乗り込んだ！
こちら、劇場版「鬼滅の刃」ですが、
完全に続編です！
おそらくここまで話題になっている映画だから、なんとなく面白そうだから見に行こう！という人がいるかもしれませんが、
絶対にテレビアニメ版を見てから行ってください！
この映画はテレビアニメの26話のすぐ後から続いていて、しかも映画では今までのストーリーや登場人物については何の説明もないので、その状態で観てしまうと面白さが50％くらいになっちゃいます。
なぜ禰󠄀豆子が竹を咥えているのか、箱の中に入っているのか？
鬼殺隊ってなに？
金髪の男の子とイノシシの被り物の男の子誰？
柱ってなんだ？
十二鬼月って誰？
水の呼吸？
っていうか、そもそも列車にいるとんでもなく色気のある敵役の人、何なの？
とかいういろんな疑問がテレビアニメを見ていればわかります。
もちろん、わからない事も沢山あって、水の呼吸を使う炭治郎が突然炎を操るようになったり、親方様と呼ばれる不思議な存在など、まだ明かされていないこともいろいろあるので、やっぱり少なくともテレビアニメを見た流れで見るべき映画です。
その他でもテレビアニメで語られたエピソードが映画に続いているシーンがあるので、絶対テレビアニメ見て！
例えば、列車を見たことがなかった伊之助が列車を敵と勘違いするシーンがテレビアニメになるのだけれど、それがちゃんと生かされていたり、禰󠄀豆子を認めていなかった煉󠄁獄さんの発言なんかも、映画でちゃんと塗り替えられている。
私はアニメも漫画も全然読んでなかったので、この映画を観るためだけにアマゾンプライムで全話見ました！
確かに面白い！
とにかく王道を極めていて、そして心にグッとくるエピソードが多いです。
ザ！少年漫画という主人公の炭治郎。
とにかく真っすぐで、眩しすぎて直視できない！
めちゃめちゃ性格良くて、こんな人間になりたいもんです。
強くて優しくて。
そして、頑張り屋さん。
「絶対負けない！」っていう強い気持ちで何かをやったのっていつが最後だっただろう・・・？
というくらいになんだか心が洗われます。
嫌味を言われていても、素直に返せるし、誰にでも平等に親切。
でも、まあ、少年漫画にはそういう主人公は沢山いるからね。
それ以上に残酷なシーンが沢山あるこのストーリー。
炭治郎の清らかなイメージとは真逆の残虐なシーンが沢山あって、心が痛いです
私がテレビアニメで特に好きなエピソードはやっぱり蜘蛛の鬼のエピソードだなぁ。
とても悲しい。
それ以外でもこのアニメでは「親」と「子」など、「家族の絆」についてのエピソードが満載で、泣けちゃうよ
そして、敵役である鬼にもちゃんとエピソードがあるから、そこがいいよね。
私が好きなキャラクターは炭治郎はもちろんだけれど、あえて言うなら、我妻善逸かな？
これもテレビアニメを見ていないと、本当にただのうるさい男の子なんだけど（いや、アニメでもただうるさいけど・・・
）、善逸を見ていると、人間誰でも何か一つは特技やできることがあるんだろうなぁって希望が持てる。善逸はとにかく臆病で、使えないやつだけど、すごく耳が良い。
そして人より耳が良いことを自覚していないところもいいし、本当はものすごく強いことを自分自身で知らないっていうところもいい！
たぶん、人間ってみんなそうだよね、って思う。
はやく彼が自分自身を信じられる日が来てほしい。
テレビアニメから続投の声優陣も素晴らしいです！
竈門炭治郎役の花江夏樹。
彼はオーディション時、全然手ごたえがなかったと言っていた。
おそらくこの役は女性が演じるんじゃないかなぁと思っていたそうです。
確かに少年漫画の主人公って女性声優が演じること多いよね。
素晴らしい女性声優も沢山いるけれど、炭治郎はやっぱり男性で良かった。
優しいだけじゃない、強いだけじゃない、その清らかなイメージに花江夏樹がピッタリです。
女性声優さんだと、男性みたいな声の女性が演じることになるのだけれど、彼場合、どちらかというと女の子みたいに可愛らしい男の子っていう声。
顔は三四郎の小宮みたいなのにー！
とにかく清らかに澄み切った声で泣いたり、叫んだり、そして優しいまなざしで語りかけたり、中性的なイメージの中にも男性的な躍動感と芯の強さを感じる。
テレビアニメで「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」という炭治郎の名台詞がある。
世の中の全長男が頷いたに違いない。
その必死な感じの言い方に泣き笑いしちゃう
とても素敵です。
そして私の推しキャラ我妻善逸役に下野紘。
我妻善逸という役はとにかく「汚い高音」を求められていたらしく、これまた彼がぴったり。
なぜかヘタレの脇役が多いイメージの下野紘ですが、これもはまり役です。
それなのに、突然めちゃくちゃカッコよくなるのもズルい！
嘴平伊之助役の松岡禎丞。
彼は最初善逸役でオーディションを受けていたそうです。
ただ、嘴平伊之助役で正解！
私は彼も「ちょっと可愛い男の子」役というイメージが多かったのですが、さすが声優。
イノシシの下に隠れている嘴平伊之助というビジュアルと性格のギャップを上手く表現しています。
そしてこの映画の主人公と言っていい煉󠄁獄杏寿郎役に日野聡。
私はこの映画を観る前から煉獄さんがとても人気があると聞いていたので、どんなイケメンキャラかと思いきや、別にそういうキャラではなかった。
でも彼の生きざまがイケメン！
テレビアニメは登場回数が少なかったので、ちょっと唐突な感じがありますが、「柱」とはこういう人のこと、というのを教えてくれます。
この映画、私にとっては記念すべき今年初めての映画館鑑賞作品です。
なんと！私の他にはお客様が1人だけでした。
しかも結構年配の男性。
彼が後半めちゃくちゃ泣いていた
アニメはR15のようで。
確かに残酷なシーンが多いので、あまり小さい子に見せるのはアレかもしれません。
でも、大切なことを教えてくれる作品という気がします。
そして大人にとっては忘れかけていたいろんな大切なものを思い出させてくれる作品です。
嬉しい事にテレビアニメの２期の放送が決定しました！
私、結構映画で好きな作品は原作を読んでしまうのですが、これはマンガを読まずにアニメを楽しみたいなぁ。
この映画、面白かった！と共感する人がいたら、教えてくださいな。
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