ロココの辛口映画レビューカフェ

これは・・・映画なのか？？　マダム・マーマレードの異常な謎　（回答編）

出演：
マダム・マーマレード役　川口春奈
マダム・バルサミコ役　高畑淳子
田中役　 山崎一

監督：
中村義洋
鶴田法男
上田大樹
お勧め度★★★☆☆

さて、前回「マダム・マーマレードの異常な謎　（出題編）」をご紹介しましたが、今回は「回答編！」

有名映画監督の藤堂俊之介が死の直前に残した三篇の短編映画の謎を解け！
マダムマーマレードがこの謎に挑む！

この映画は題名の通り、前回出された謎の回答を教えてくれる映画。
公開は出題編の一か月後。
さすがに連続で映画館では公開できないから、当然なんだけれど、やっぱりすぐ答え知りたいよねぇ。

謎の答えを教えてくれるだけの映画なので、50分と短め。

これを映画と呼んでいいのだろうか・・・

「出題編」を見てしまったら、「回答編」見ないわけにはいきません！
だけど、フルプライスだったら、ちょっと辛いなぁ。

さて、もちろんこのレビューではネタバレなしなので、当然答えは映画を見て確認して欲しいのだけれど、私がこの謎が解けたかと言われれば、

解けませんでした！

確かに、３つの短編映画の中に残された監督のメッセージはわかりました。
でも、それが何を意味するのかが解らなかった・・・。
これ、本当に一回見ただけで解ったとしたらすごいなぁ。

でも、無理のない演出になっていて、映画の中の「違和感」が回答を導くヒントになっている。
しかも、「なんだ、意外と簡単な謎だったなぁ」という印象を最初に与えておいて、実はもっと深い謎が隠されているというヒネリもいい

さて、今回主役のマダムマーマレード役の川口春奈。

私の好きなタイプの女の子
ただ、「マダム」？っておかしくない？
フランス語には詳しくないけれど、マダムって結婚している女性か、またはまあまあ大人に使う言葉では？
川口春奈はあきらかに「マダム」という年齢ではないような気がするけど・・・。
映画でもマダムバルサミコがマダムマーマレードと間違われるシーンがあるくらい。
まあ、この謎もちょっとだけ最後の方で語られるけど、

それよりなによりマーマレードとかバルサミコってなんだ！？

どう見ても日本人なのに。
この謎が一番難しかしい

あとは、マダムマーマレードが乗っているランボルギーニ（これも、彼らのキャラに全然合わないんだけど）の車のナンバーが「１０－９４」で「解くよ」なのかな？

この映画、面白かった！と共感する人がいたら、教えてくださいな。
当たり前ですが、この映画を先に見ることはできません！
やっぱり出題編を見たらすぐに見たくなる回答編。
家族や友達と早送りしたり、巻き戻したりしながら、謎解きを楽しむのにピッタリな映画です！


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答えは教えない！　マダム・マーマレードの異常な謎　（出題編）

出演：
マダム・マーマレード役　川口春奈
マダム・バルサミコ役　高畑淳子
田中役　 山崎一

監督：
中村義洋
鶴田法男
上田大樹
お勧め度★★★☆☆

2013年くらいって、リアル脱出ゲームが流行り出した頃かしら？
当時はアメリカに住んでいたのだけれど、実はアメリカにもありましたよ！
”Escape Game”というお店があって、数名で小部屋の中の謎を解きながら脱出するというやつ。
でも、２人とかでは参加できないので、友達を集めるか、もしくは知らない人とやらなければならなかったので、人見知りのビビリの私は行きたいと思っていたけど、一度も行けなかったなぁ。
でも、よく考えると、「ナンジャタウン」が開業した96年当時にも、そういうパーク内を回って謎解きするアトラクションがあって、私はそれまでそんなアトラクションの存在を知らなかったから、ずいぶん興奮したものです。
だから、いってみればずーっと謎解きはみんな大好きなんだね
そんな謎解き映画。

有名映画監督の藤堂俊之介は死の直前「短編映画3本に秘密がある。ナゾを解く鍵は最初の言葉」と言い残して亡くなった。
長年その謎が解けずにいたが、病に冒された妻がどうしても生きているうちに謎を解きたいと、マダムマーマレードにこの謎を解く依頼をした。

この映画は映画の中に登場する3編の短編映画（藤堂俊之介が撮影したものといわれている）を見て、彼が残した謎を解くという体験型映画です。

体験型映画って新しいね！

映画館では3つの短編映画に隠された謎を書く紙が渡されて、それぞれの短編の最後にシンキングタイムがあり、最後に答えを映画館のボックスに入れるという仕組み。

さて、まずは最初の短編です。
①タイトル：つむじ風
とっても爽やかな恋愛映画。
まあ、たいしたことないストーリーですわ。
でも、主人公の親友役で山本舞香が出演してた！

とっても初々しくて可愛い

②鏡
いきなりホラー。
ホラーが苦手な人は注意！
私もそうは思わず、イヤホンをつけながら夜に見てしまい、かなり驚かされました・・・。

③やまわろわ
昔話？
これもたわいのない話なのですが、母親役の江口のりこが、ずっと安藤さくらだと思って観ていた。

騙された！

いや、それは違うか、私の勘違い。
でも、似てるよね？

さて、本題の謎解きですが、

これ、映画館で初見で解けたら結構凄いと思う！

謎を解くヒントは「最初の言葉」。
そして解答用紙には↓のように5個の□があるので、5文字だということがわかる。
□□□□□
□□□□□
□□□□□
まずはこのマスに入る言葉を映画の中から探さなければならない。
私は①はわかったのだけれど、止めたり巻き戻したりしないととてもメモれない！
②はどうしてもわからないところがあって、3回くらい見たわ。
③は簡単なのでわかります。

ただ、上記の5文字が解ったとしても謎は解けない。
それを元に「監督の秘密」とやらを解かなければならないの。
いやー、それはホント、映画を何度か見直さないと無理でしょ！って思った。
映画館で楽しむにはむずかしいな、ビデオでよかった

そして、この映画の最大の特徴。

この映画では答えを教えてくれません！

もう一つ対になる映画「回答編」があって、そこで回答を教えてくれるというシステム。
まー、すごいわね。

この映画、面白かった！と共感する人がいたら、教えてくださいな。
確かに新しい試みの映画だなぁと思った。
この映画を見たら、絶対「回答編」は見なくちゃだよね！
では、続きは「回答編」で！


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