ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q (2012) 556本目
出演:
碇シンジ役 緒方恵美
綾波レイ役 林原めぐみ
式波・アスカ・ラングレー役 宮村優子
真希波・マリ・イラストリアス役 坂本真綾
渚カヲル役 石田彰
監督:
庵野秀明
お勧め度★★★☆☆
さて!
前回ご紹介した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 (2009)」の続き!
「ニアサードインパクト」を起こしたシンジが目が覚めると、全てが今までと違っていた。
自分が助けたはずの綾波まで・・・。
シンジはカヲルの言葉に導かれて世界を元通りにしようとサードインパクト爆心地であるセントラルドグマ最深部へ向かい、そこにあるロンギヌスの槍とカシウスの槍の二本を抜くことを決意する。
しかし、実際に深層部に向かうと・・・。
こちら、新劇場版の三作目です。
もちろん、前2作を見ていることが前提で楽しむ映画ですので、くれぐれもこの映画から見ることのないように!
まず第一に、初っ端から映像のすべてがアップグレードされている!
それもそのはず、
いつも間にか14年も時が経っていた!
ここからはアニメから離れてオリジナルのストーリー展開になっているようです。
なので、過去のアニメの映像はなく、すべて新しい映像になっているんでしょう。
CGのおかげで未来感満載です。
ただ、14年経っているのに、エヴァのパイロットは「エヴァの呪縛」というなんともファンタジー展開により歳を取らず。
そして昔ネルフだった皆さまが「反ネルフ組織」として「ヴィレ」という組織を作っていました。
そこには懐かしのミサトや乗組員の姿も。
まあ、そういうこと、あるよね。
なかなか面白い展開です。
そしてここで明かされるシンジの母親の秘密。
そしてゼーレの正体。
「人類補完計画」の全貌。
いや、「人類補完計画」は明かされてないか?
実際、この映画はアニメも見ていないエヴァ初心者の私には難解すぎて数回見ました
特に説明がないけどとっても重要という言葉の中に「リリン」という言葉がある。
これはカヲルが良く使っていて、最後のシーンでアスカも口にする。
この言葉の意味を解って観るのと、わからないで観るのとでは、ストーリーの理解度が全然ちがいます
「リリン」とは人類のこと。
これはやっぱりわかって観ないと面白くない!
そういう意味ではとっても不親切な映画です。
敢えて難解にしているのかもしれないけれど、やっぱり映画の中である程度簡単にわかるような説明が欲しいし、映画の中ですべて完結して欲しかったなぁ。
もう一つがっかりポイントは主題歌が変わっていたこと。
前作で宇多田ヒカルの"Beautiful World”が流れてきて感動したけど、今回は主題歌が変わっていました(宇多田ヒカルではあるけど)。
"Beautiful World"聞きたかったなぁ
ここまで映画を見ていると、「あれ?マリっていったい何者なの?」という疑問が湧いてきます。
映画の中で彼女がアヤナミレイに言う「あんたのオリジナルは・・・」というセリフや、唯一残されていたシンジの母親の写真に写る眼鏡の美女など、まだまだ秘密がありそうな彼女。
これ、あと1話で回収できるのか?!
今回の注目キャラは石田彰が演じる渚カヲル。
なんとも不思議なキャラ。
名前がもう、キラキラしすぎて正視できません!!
そして話し方も素敵。
人気があるのがわかるなぁ。
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
この映画の続編であり、最終話は本当は今年の6月くらいに公開予定だったらしい。
それがこのコロナのせいで延期に
とはいっても、すでに前作から8年。
ちょっと待たせ過ぎじゃない?
次作がいつ見れるのか、14年後じゃないことを祈るわ。
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