探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 (2013) 416本目
出演:
探偵(俺)役 大泉洋
高田役 松田龍平
河島弓子役 尾野真千子
監督:
橋本一
お勧め度★★★☆☆
なぜかノスタルジックな探偵映画「探偵はBARにいる」の続編を早速見ました!
大体続編というのものは、初回を越えないものですが、今回のこの映画、
初回の良い雰囲気をそのままに、さらにパワーアップしてきた!
というのが感想。
当然ですが、第一作目の「探偵はBARにいる」を見てからがお勧めです。
ストーリーは独立しているので、一作目を見なくてもお話は分かりますが、前作に登場したやくざや、雑誌記者等が登場するシーンがありますので、それを分かってみる方が面白い。
それ以外でいうと、どちらを先に見てもまあ、大丈夫です。
シリーズものは得てして設定好きなのですが、今回もその設定が生かされている映画です。
探偵がバーを根城にしてるとか、ポンコツの車に乗っているとか、相棒が異常に喧嘩が強いとか、
依頼人にすぐ惚れるとか、奇妙なセクシーウェイトレスがいる喫茶店に入り浸っているとか(しかも今回このウェイトレスが外国人ということが発覚!?それとも、それはジョークなのかな?)ナレーションが多いとか。
安定の設定重視で映画は進みます。
また、前回よりパワーアップしたのは、ストーリー。
頭から衝撃の展開で、なかなか楽しませてくれる。
前回はなんとなく先が読めた展開でしたが、今回は一捻りあって、驚かされました。
あ、でも、探偵は相変わらず名推理などはしません。
偶然情報を入手しちゃうんです。
そして、今回はキャストもすばらしい!
オカマのマサコちゃん役のゴリ。
とってもいい!
時々可愛い顔をするのがいい!
特に好きな人からバラをもらった後の顔が、最高によかった。
今回は特別アクの強い敵キャラがいなかったのも良い。(新堂艶子がギリギリセーフかな…?)
そして橡脇孝一郎が渡部篤朗だったってのも良かった!
とにかくキャストのバランスが取れていて、見ごたえありました。
ただ、今回乱闘シーンがものすごく多くて、その部分はちょっと長すぎたなぁと。
その分をちょっと削っていただいたら、もう少しすっきりするかも。
もちろん乱闘シーンも大切なシーンなのですが、長すぎる感がありました。
さてさて、今回もいろいろな札幌のシーンがありましたが、気になったのは小さなカウンターの店で他の客が食べている豪華な刺身やカニ!
このロケ地はラーメン「なるら」か焼き鳥「やむや」なのですが、どちらもラーメン屋と焼き鳥やなので、メニューは違うのかもしれません。
でもとにかくカニが食べたくなる~!
北海道って食べ物激ウマだよね!
アー行きたい。
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
そんなわけで、また北海道の魅力を爆発させた映画でした。
続編も出ていて、これからもこの設定を生かした面白くてかっこよくて、ホロリとするノスタルジック探偵映画を待ってます!
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