ミュージアム (2016) 432本目
出演:
沢村久志役 小栗旬
沢村遥役 尾野真千子
カエル男役 妻夫木聡
監督:
大友啓史
お勧め度★★★★☆
邦画が続きます!
いやあ、日本に帰ってきて、邦画ばっかり見てる
素晴らしい作品多いです。
そして、こちら、映画の予告編見て、すごく見たかった映画。
生きながら空腹の犬に喰い殺された女性、少しづつ切り刻まれた死体。
狂気の連続殺人事件が発生する中、担当した刑事沢村。
その被害者達にはすべて共通点があった。
そしてその魔の手が沢村の妻にに迫っていることを知る。
これ、まさに
セブンとソウを足して二で割ったような映画!
もちろん、ストーリーは全然違いますが、雰囲気が何か似てる。
法では裁けない罪を犯す人々を罰しているように見えたり、妻に危険が迫っていると知ってさらにパニくる主人公など、そういうパーツの雰囲気が似てた。
しかし、沢村の妻よ。
「私と仕事、どっちが大事なの」(とは言ってないけど)とか、そういう質問をしてはいけない!
刑事なのだから、その仕事、わかって結婚したはず!
そして、接待と偽ってキャバクラに行っているわけでもなく、仕事一生懸命頑張っている夫には、「亭主元気で留守がいい」と思うべし!
沢村の妻は彼が仕事で忙しすぎることに愛想をつかし家を出るんだけど、その辺があんまり説得力なかったなぁ。
もっと家族を顧みないエピソードを満載にしてくれないと、妻に同情できないよ。
殺人事件の描写もなかなか凝っていてよかった。
ちょっと怖い感じが好き
ストーリーも最初の予想を裏切った展開を見せてくれるのも嬉しい。
主人公沢村役の小栗旬。
迫真の演技でした。
しかし、
ちょっと落ち着こうよ!
と何度も言いたくなったよ。
パニくりすぎでしょ。
見てるこっちがハラハラするよ。
敏腕刑事なんだから、もっと冷静にー!ってそうはいかないか。
でもそのせいでいろんな人を巻き込んでしまう悪循環。
可哀想で見てられなかった。
撮影では実際に自分を追いつめるように役作りをしたとか。
監禁後のシーンでは人に会わないようにして、寝ない、また実際にハンバーガーしか食べずに精神的にも自分を追いつめたそうです。
だから、ここは、沢村が監禁されたというより、「小栗旬」が監禁されたら、どうなるかっていう感じなのかも。
ちなみに、犯人のカエル男は妻夫木聡です。
イケメンぶりを全く見せない演出
はじめから犯人はわかってる。
その犯人を追いつめるというより、犯人から逃げる映画です。
そして犯人は普通の人間なのに、なぜか結構しぶとい
あと、やたら雨が降っている
どうしても濡れたい小栗旬。
もちろん雨の日というは映画の大切なヒントになるんだけど、単なる偶然だけど、最近雨の邦画が多いなぁ。
こちらはマンガが原作の映画。
原作とは結末が違うらしいのですが、私は映画の結末、好きです。
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
結構いろんな映画で狂気的な連続殺人事件を見てきたのに、やっぱりこの手の話が好きなんだなぁ。
ひっきりなしにドキドキしました!
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