ストロベリーナイト (2013) 431本目
出演:
姫川玲子役 竹内結子
菊田和男役 西島秀俊
牧田勲役 大沢たかお
監督:
佐藤祐市
お勧め度★★★☆☆
誉田哲也の「姫川玲子シリーズ」、いくつか原作を既読です。
これ、事件の描写がすごくって、引き込まれた。
結構グロテスクな内容です。
ハラハラドキドキしながら読んだのを覚えています。
そんで、もちろんドラマも見た。
私の中で姫川は竹内結子じゃないんだけどね
なんというか、もっとクールというかもっとダサイ感じというか、竹内結子可愛過ぎ。
あんなかわいい子がノンキャリアで警察で上にあがっていけるわけない。
まあ、だとして、じゃあ誰がいいかというと、今のところ全然思いつかないけど。
と思ってたら、4月から新シリーズ始まるのね。
え!竹内結子じゃないの?!
いや、先に申しました通り、竹内結子がドンピシャってわけではないけれど、それなりに雰囲気は掴んでたと思うし、可愛いから許してたのに。
流石にキャスト一新って・・・。
そんでさらに若返って可愛くなったら、全然リアリティないよ。
警察の世界はそんなに甘くないと思うけど。
大人の世界って大変ね。
まあ新しい話は別として、古き良き竹内結子バージョンを楽しみました。
しかもグッドタイミングで結婚の発表が!
お相手の中林大樹はこの映画にも出演しています。
ある二つの事件。
警察は暴力団内の抗争とみていたが、姫川は違った。
そして真犯人の名前の密告を受ける。
上司に捜査をしないように指示される姫川。
その事件の裏に隠された真実とは。
なかなか面白い演出が沢山ある映画でした。
まずいきなり中華料理店での大沢たかお扮する牧田からの脅しシーン。
無理矢理食わされそうになる料理。
これが結構美味しそう
激辛好きだったらご褒美かもね(ウソ)
こういう脅し方って新しいなぁ。
インテリヤクザのやり方なのかしら。
そしてやっぱり乙女の皆さまがみんな期待していた
姫川と菊田と牧田の三角関係
まあ、これはドラマを見ていないと姫川と菊田の関係性はまったくわからないと思いますが。
なんだか菊田が可哀想だったわ。
たぶん大多数の女子が菊田を応援していると思います。
牧田が大沢たかおじゃなかったらぶん殴ってる!
とさらに大多数の女子が思った事でしょう。
なので、納得はしているのですが、姫川が菊田に惹かれる理由がわかるようでわからない。
これ、またドラマを見ていない人は姫川のトラウマとか知らないので、全然納得いかないと思います。
あと、逆に菊田が姫川に惹かれる理由もよくわからない。
ヤクザと警察官だから、竹内結子じゃなかったら、ありえないでしょう。
そして二人のお待ちかねのラブシーン。
ハリウッドか!
ってくらい急展開でした。
しょうがない、映画の中で完結させないといけないからね。
まあ、そんな感じで映画の本筋である殺人事件のストーリーそっちのけで三角関係のゆくえを追ってしまうのでした
正直いってドラマを見ていない人は面白さ半減だと思います。
この映画は「インビジブルレイン」が原作になっているので、とにかくやたら雨のシーンが多いです。
晴れた日は撮影を中止したっつーくらい雨のシーンばっかり
なんだか憂鬱な気分になっちゃうよ。
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
残念ながら映画単体としてはなかなか難しい作品。
是非ドラマを見てから、もしくは原作を読んでから見てください!
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