僕だけがいない街 (2016) 464本目
出演:
藤沼悟役 藤原竜也 &中川翼
片桐愛梨役 有村架純
白鳥潤役 林遣都
八代学役 及川光博
藤沼佐知子役 石田ゆり子
監督:
平川雄一朗
お勧め度★★★★☆
台風すごかったですね
うちは運よく水害も停電もない所だったのだけれど、ベランダのめちゃくちゃ重いBBQグリル(アメリカからの持ち帰り)が少し動いていたので怖かった
大変な地域もまだまだありますが、できるだけ早く復旧することをお祈りします。
昨日は「不要不急の外出は控えて」ということだったので、アマゾンプライム三昧でしたよ!
こういう時は一話が短いドラマやアニメがいいよね。
「○○マラソン!」って感じで。
でも、そんな夜長にこちらもオススメ。
藤沼悟には不思議な能力があった。
何か直後に起こる悪い事を回避しないと、何度でもその時間を繰り返す。
それを彼は「再上映(リバイバル)」と呼んでいる。
しかもリバイバルで何かを回避できたとしても、自分が労力を使うため、誰かのためにはなっても自分にはマイナスにしかならない能力だった。
ある日リバイバルが原因で事故に遭い、母親が一時的に一緒に住んでくれることになった。
母と一緒の時にも起こるリバイバル。
そして大切な人を失ってしまう。
その原因は1988年に北海道で起きた誘拐殺人事件にあると突き止めた悟。
悟はリバイバルしながら事件の真相に近づいていく。
この映画、いわゆるタイムリープものです。
もともとは三部けいの漫画が原作。
それだけ聞くと、なんだかよくある話のような気がするんだけれど、
久しぶりに人に勧めたくなる映画でした!
確かにタイムリープものって、本当に沢山あって、どうしても似たような話になってしまう。
過去に戻って事件の真相を突き止めて軌道修正する、なんて、「バックトゥザフィーチャー」でしょう、と言われてしまえばそうなのですが。
しかもクソゲーのように何度もやり直すと聞くと、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」かな?って感じですが。
これは過去にもどるだけでなく、「小学生時代の自分」に戻るんです。
だからタイムパラドックスの心配もなし。
主人公の悟は小学生なんだけれど実際には29歳の大人なので、「見た目は子供、頭脳は大人」なはずなんだけど・・・。
確かに小学生ではできないようなドキっとすることを平気でしたりする。
だけど、小学生なみに詰めが甘いので、
とにかくハラハラするし、スリルが満点
このスリルが良かった~!
ちょっと怖いくらいでした。
そして北海道の昔の田舎っていう舞台もなんだかうすら寒くて怖かった。
ホラーではありません、サスペンスなんですけどね。
そして自分自身が男の子のママになって以来、
男の子が頑張っている映画は無条件で好き
と、いう私のフィルターがかかっているので、悪しからず
悟の子供時代を演じて居る中川翼君。
なんだかどこかで見たことがあるなぁっていう感じのかわいい子。
擦れてない感じが良い
ただ、悟が真相を突き止めてからの流れがなんだか納得いかなかった。
それもそのはず、どうやらこちらは原作とは異なったストーリーらしいです。
そしてみんなが声を揃って勧める
「アニメ見た方が良いよ!」
どうしても気になって観ちゃいました。
ここは映画のレビューなのですが、敢えていいます。
アニメもいい!
私は映画に決して満足できなかったというわけではなく、十分楽しめて、これだけでも久しぶりに人にオススメしたいなぁと思った映画だったのですが、アニメみたら、ますます映画も面白いと感じた!
どちらが良いというわけではなく、どちらも良かった!
アニメでストーリーの補正をしたからかもしれませんが。
アニメでもスリルがあって、ちょっと夜に1人で見るのが怖かったです
(念のためもう一度言いますがホラーではないです、そういう怖さではなくスリルが良い!)
しかもこのアニメの悟役を演じているのが、大人は満島真之介で、子供時代が土屋太鳳という豪華さ!
ただ、アニメでの母親と映画の母親はイメージが全然違いました。
でも、どっちも素敵
悟は母子家庭。
なぜ母子家庭なのか、は語られませんが、母親に対する感情と父親がいないことで起こる感情が事件に密接に関係していて、これは必要な設定なんだなぁと納得。
ただ、リバイバル能力についてはなぜ、いつからそんな能力に芽生えたかは説明がありません。
まあ、リバイバル能力ありきのサスペンス映画なので。
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
もしも映画で満足できなかったという人にはアニメは断然オススメですが、映画が面白かった!という人にもアニメは見てほしい。
別の面白さがあります。
映画はまだ見てない人にはもちろん、この映画オススメします。
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