ポルターガイスト(2015) POLTERGEIST 349本目
出演:
エリック・ボーウェン役 サム・ロックウェル
エイミー・ボーウェン役 ローズマリー・デウィット
ケンドラ・ボーウェン役 サクソン・シャービノ
グリフィン・ボーウェン役 カイル・キャトレット
マディソン・ボーウェン役 ケネディ・クレメンツ
監督:
ギル・キーナン
お勧め度★★★☆☆
さて、予告通り、今回は2015年度版、リメイク版のポルターガイストです!
新しい生活を始めるためにボーウェン一家が引っ越してきた家では、何か奇妙な事ばかり起こる。
ある夜、テレビの砂嵐に話しかけている末娘のマディソン。
そして彼女が行方不明に。
家族はマディソンを救うことができるのか。
ストーリーとしては一緒です。
ただ、所々設定が違っていたり、現代風にアレンジしているところがある。
●オリジナルと同じところ
ピエロが登場する。
木が登場する。
末娘が消える、
テレビに話しかける、等
●オリジナルと違うところ
夫が無職。
霊媒師が男。
ドローンを仕様する。
長男が活躍する、等。
特にオリジナルで物凄い存在感を発していた霊媒師は男の人に代わりました。
でも、それもちゃんと他のキャラクターとの関連性があって、まあ、必要なキャラ変更だったと納得。
そして今回もオリジナルの雰囲気を踏襲していて、
そんなに怖くない!
たぶん、いろんな脅かしホラーやら、精神的苦痛ホラーやら、肉体的苦痛ホラーやら、いろんなホラーを見過ぎて、この程度のホラーでビビったりはしなくなっちゃったんだろうなぁ・・・。
どちらかというと、「家族の映画」という感じです。
もちろん最後の最後までオリジナル通り引っ張ってくれるのも嬉しい。
監督のギル・キーナンはこの映画について、もちろんオリジナルにとって代わることなんてできないと言ったうえで、若い世代にこの名作を伝えたかったと言っている。
確かにSFXの技術に関しても、絶対今の方がリアル感がある。
彼もオリジナル映画の大ファン。
だからこそ、いい所を残して「古い映画は見ない」という人達にとって、こんないい映画があったよ、ということを伝えたかったようだ。
彼は「モンスターハウス (2006 )」で知られる監督。
どちらかというと、子供向けに作ったのかも。
PG-13なのも納得。
ただ、前回も思ったんだけれど、こんな凄い騒動になっているのに、
近所の人が全然出てこない!
最後の方で遠くの近所の人が歩いているシーンはあるけれど、物凄い騒動中は全然誰も出てこない・・・。
そういう設定までオリジナル通り
たぶんこの映画だけみたら、なにやら物足りない感じがあるかも。
やっぱりオリジナルの映画を見てから、この映画を見ることで、懐かしい想いと映画の技術の進歩、時代の進歩(携帯電話や薄型テレビ、ドローンなど)なんかを感じるのが楽しみ方かな?
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
なんと!これほど有名な映画なのに、日本では劇場未公開。
映像技術を見るためにも、映画館で見たかった~!という人もいたのでは?
まあ、家の大きなテレビで見て!ってことか?
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