カラフトアオアシシギ
珍しい渡り鳥カラフトアオアシシギに会いに三番瀬へ行ってきた。
晴れの天気予報に反して、一時は雨がポツッと来るほどの曇天。
潮干狩り客向けの放送が始まると同時に鳥達は一斉に沖へ避難してしまい、バーダーやカメラマンは10人を超える程度と少なかったが、カラフトアオアシシギを近くから観察することは出来なかった。
何とか写真に撮れたのは、潮干狩りの営業時間が終わってから2時間以上も後だった。
カラフトアオアシシギはシギ科の渡り鳥で体長は29-32cm。世界的に数が減少、絶滅危惧IA類に分類されている。サハリンで繁殖し、マレー半島、タイ、バングラデシュで越冬するが、日本はその移動コースに入っておらず、過去にまだ数羽しか確認されていない。今回確認されたのも1羽だけ。
夏羽では胸に大きな黒褐色の班が散在する。英語名:Nordmann's Greenshank
2008年6月17日撮影
- 2008/06/29(日) 11:29:44|
- カラフトアオアシシギ
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サンカノゴイ (2)
今年もサンカノゴイに会ってきました。
しかし、目がしっかりと入った写真がどうしても撮れず、粘りに粘って......。
今日はこれで打ち切りと決めた最後のワンチャンスでゲットしたのがご覧のものでした。
サンカノゴイは全長が64-80cm、翼開長が125-135cmという大型のサギで、絶滅危惧IB類に分類されています。
英語名のGreat Bitternにもデカイという意味の単語greatが入っています。
いずれもクリックして大きめの画像をご覧下さい。
2008年6月13日撮影
- 2008/06/26(木) 23:04:04|
- サンカノゴイ
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キビタキ (9)
一泊した戸隠高原のロッジで出会ったキビタキです。
戸隠に到着して直ぐに荷物を置きにチェックインしたのですが、二階へ上がる階段の踊り場の窓からこのキビタキの姿が見えたときは、あまりにじっとして動かないのでなんだ置物か、なかなか洒落たものが置いてあるなと思っていました。
ところが、一緒にチェックインしたOさんから、あれは本物のキビタキですよと連絡を受け、急いでカメラを用意して撮りました。
このキビタキがいた場所は一階出入り口の庇(ひさし)の上で、我々が到着する以前からしばらくここで休憩していたようです。
どこか怪我でもしているのかと心配しましたが、夕方我々が戻ってきたときにはもういませんでした。
戸隠高原のロッジで見付けたキビタキ
(クリックで大きめの画像が出ます)
2008年6月6日撮影
この高原では他にキビタキの写真は撮れませんでした。
次の2枚は、先月奥日光で出会ったキビタキです。
奥日光のキビタキは2008年5月18日撮影
- 2008/06/22(日) 17:28:59|
- キビタキ
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キセキレイ - 夏羽
キセキレイの夏羽です。
喉が黒く、上胸に達しています。
この濃い黒色から、この個体は♂でしょう。
2008年6月6日撮影
- 2008/06/20(金) 13:50:01|
- キセキレイ
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コムクドリ
アカゲラが子育てをしていた高原の森では、
コムクドリも子育てをしていました。
コムクドリの親鳥を観察した現場では逆光や枝被りのため巣穴があることさえ見えなかったのですが、逆光でシルエットのような写真を明るくしてみると、何とヒナが巣穴から頭を出しているところが写っていました。
これはもうけものでした。
親鳥が餌をくわえて戻ってきました。
上と同じ。
ヒナの姿が見えるでしょうか。
上の子育ての場所からは遠く離れた別の場所にいたコムクドリ。
1-3枚目は2008年6月6日撮影
4枚目は2008年6月7日撮影
- 2008/06/16(月) 22:35:41|
- コムクドリ
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アカゲラ (5)
アカショウビンと出会った高原の森で、一番多く出会いがあったのは
アカゲラでした。
また、森の中では営巣中のアカゲラが何カ所かで見られました。
ある巣では親鳥が嘴一杯に餌をくわえて3-6分の間隔で巣に戻ってきてヒナに給餌をしていました。
この頻度をみただけで子育てが親鳥にとって如何に大変な仕事かがよく判りました。
見ていると、この巣では頻繁に餌をくわえて戻ってくるのは雄の方でした。
♂の親鳥
♀の親鳥
2008年6月7日撮影
- 2008/06/14(土) 10:06:11|
- アカゲラ
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クロツグミ
アカショウビンと出会った高原の森では、
クロツグミとの出会いもありました。
一度目は鳴き声を頼りに遠くにいるのを見付けましたが、残念ながら枝被り。
スッキリしたところへ出てくるのを待っている間に見失ってしまいました。
二度目は、子育て中のアカゲラが巣穴に戻ってくるのを待っているときでした。
クロツグミだ!との仲間の声に後を振り向くも、何処にいるのか分りません。
何処?何処?と教えて貰ったところを見ると、近い距離に正しくクロツグミ。
急いで三脚を移動して数ショットを連写しましたが、直ぐに飛ばれてしまいました。
距離が近かったため、突然の撮影に相手も驚いたのでしょう。
2008年6月6日撮影
クロツグミも初見、初撮りでした。
- 2008/06/10(火) 17:31:20|
- クロツグミ
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アカショウビン
梅雨の中休みを狙って、初夏の戸隠高原を訪ねてきました。
新緑が美しく茂り始めた森にはホトトギス、カッコウ、ウグイス、キビタキなどのコーラスが鳴り響き、高原の初夏を存分に楽ませてくれました。
目玉のアカショウビンのカップルは、早朝から集まったバーダーやカメラマンの前には姿を現わさず、皆が諦めて散った後にこっそりと現われるなどすっかり振り回されましたが、何とかゲットすることが出来ました。
大勢のカメラマンと混み合った枝葉の僅かの隙間から、逆光のアカショウビンの姿を見付け、最初のシャッターを切ったときは正に感激の瞬間でした。
2008年6月7日撮影
アカショウビンは、勿論、初見、初撮りでした。
空抜け、逆光の見づらい画像にお付き合い戴きありがとうごさいました。
- 2008/06/08(日) 13:54:20|
- アカショウビン
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シジュウカラ幼鳥
庭木の向こうの方からシィーシィーという鳥の鳴き声がするので目をこらして見ると、シジュウカラの巣立ちビナらしい3羽ほどの鳥が親鳥を追って枝から枝を渡っていました。
どうやら親鳥に連れられて社会見学とエサ撮りの実習をしているようでした。
まだヨチヨチ歩きのヒナかと見ていると大間違い、親が遠くへ飛ぶと同じようなスピードでしっかりとついて飛んで行きました。
近くの枝に来たこのシジュウカラ幼鳥の証拠写真です。
頭上と頬の周囲の黒色部は薄黒褐色で、上背の黄緑色はまだない。
全体に羽色が淡く、ネクタイも薄い黒褐色で細い。
2008年6月1日撮影
- 2008/06/03(火) 16:46:07|
- シジュウカラ
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