2010/07/18
#9 ソシアンド・マレ訪問
マルゴーでのテイスティングが、終わり
個別に アポを取ったうち
一番最初に訪問を お願いをしていたシャトー・ソシアンド・マレへ 向かった。
ここを訪ねるのは、初めてです。
左岸の河沿いの畑を持つシャトーは、いいワインが多いが
ここも そうで
ホント 良いワインを造っていると思います。
モンローズの近くなこともあり
ほぼ サンテステフのワインに近いワインで
クリュ・ブルジョワの筆頭シャトーと言われています。
まず ピアース・ブロスナンに似たお婿さんと挨拶後
創始者 ジャン・ゴートロー翁を紹介してもらった。
えっちら日本から持ってきた
鎌田醤油の出汁醤油やら
調味料や 日本のおつまみ的な盛り合わせを
プレゼントしたら とても喜んでくれた。
優しそうななお爺さんにも見えますが
マフィアの大ボスにも見えます。(笑)
一代で ここまでにした貫禄は、ありました。
La Demoiselle de Sociando-Mallet 2009
Chateau Sociando-Mallet 2009
セラーでは プリムールの2種を頂きました。
セカンドのラ・ドモワゼルは、やや過熟気味な味わいで 酸度が、落ち着いた熟成しなさそうなスタイル。
グランヴァンの方は、2回りぐらい大柄で キレより ボリュームといった 熟した果実味が、熱く甘い印象。 セカンドに比べると骨格が、しっかりしているので それなりに熟成しそうです。
2003年みたいなワインなのかもしれない。
そして
2階のダイニングで
昼ごはんをご馳走になった。
ここは、とても見晴らしが、良く
表のテラスでBBQしたら 最高だろうなぁと勝手に想像しておりました。
出されたワインは、
La Demoiselle de Sociando-Mallet 2006
Chateau Sociando-Mallet 1999
ラ・ドモワゼルの2006年は、ミディアムフルなボディで バランスが、良く 液体として とても 滑らかで ピークです。って感じのワインでした。
1999年のソシアンド・マレは、初期熟成モードで頂上までもうちょっとといったワインで
ブラックベリーの香りが、強い若々しさと 鰹出汁のような収斂性を伴った
らしいワインで とても良かった。
99年は、メインの牛の煮込みと良く合っていた。
こういうワインは、間違いないですね。w
ちょうど近くに座ったシャトーとネゴシアンの仲介を仕事としている方々と少し話が出来たが
興味深い仕事だ。 色々な人が、ビジネスに絡んでいる。
ちなみに美空ひばりワインとなったクフランを用意したのは、彼だそうで
驚くべき本数を 日本に送ったと懐かしんでおられました。(笑)
長嶋茂雄ワインが、ドメーヌ・ド・シュヴァリエであった事を教えてあげると
ドメーヌ・ド・シュヴァリエをそういったワインに使うセレブ(有名人)に興味ありそうだったが
いかんせん ヨーロッパで 人気の無い野球の話では なかなか通じない感じだった。w
和気藹々としたランチだったが
結構 スケジュール的にタイトな感じに この辺からなってきた。。。
次は、近所でもある
生まれ変わった衝撃のコス・デストゥールネルへ 急ぐ。。。
ご馳走様でした。