2009年02月 - ロックス・オフな日常

マス氏来店♪

イメージ 1

イメージ 2

昨日は、平日&天候不良にもかかわらず
試飲イベントに多数お越しいただき ありがとうございます。

1月 アクシデントで訪問できなかったポール・マスの
ジャン・クロード・マスさんが、無事来店されました。

ダンディーですねぇw

とても真面目で 頭の良いマス氏は、
ラングドックの生産者が、とても気になるそうで
特にラングドックを中心に物色されていましたが
自然派の造り手には馴染みが、ないそうで
うちのワインは、知らない造り手が、多いようでした。

そんな中
セラーで ドメーヌ・ポッシブルに釘付けになったようでw 
その自然派ワインを持って
うちの実家で日本の家庭料理的昼食を食べていただきました。
(このパターン 結構いいかもと 次の来店生産者を待つワタクシであります。笑)

で ちょっと話が、盛り上がり 13時半からの試飲会に少し遅れてしまったところ
数人のお客様に待っていただいていたので 面目が、立ちました。(^^ゞ

皆さん それぞれ 短い時間ではありましたが
触れ合っていただき とても 微笑ましいロックス・オフでもありました。

色んな事を聞き 教えていただいたのですが
とても長文になりそうなので・・・ 簡単に。

畑のオーガニック化は、進めていくそうです。
また 興味深かったのは
98%は、輸出しているとのことで
どうりで フランスで見ないワインだと思いました。

また 無添加のワインは、彼が、知る限り 
扱える店が、少ないのでは?といった感じで
管理面で 全く考えていないようでした。

それにしても
彼の造るワインのパフォーマンスの高さは、誰もが知るところであり
その哲学もハッキリしているので
安心して これからも案内していけるものと確信した次第です。

それにしても
今回 造り手本人に会えたお客様方の嬉しそうな顔が、
なによりでありました。

あっ
沢山 サイン書いてくれたので
まだ サイン入りボトルあります。
ご希望の方は、お早めに♪

ポール・マス来店記念試飲会♪

イメージ 1

すでにメルマガでもお伝えした通り
南仏の有名な造り手
ポール・マスのジャン・クロード・マス氏が、来週25日来店されます。

水曜と平日ですが
折角なので いつもの感じの有料試飲会を行います。

2月25日(水) 13時半~閉店まで
8~10種類程度(閉店間際は、種類が、少なくなる場合がございます。)


尚 ジャン・クロード・マス氏来店時間は、13時半~15時となっております。
写真、サイン、質問等 喜んで承っていただけるそうです。(^^ゞ

ポール・マス・ファンの皆様
是非 お誘い合わせのうえ
遊びにいらしてください。

もう一つのラパン

イメージ 1

ボージョレ・ヌーヴォーでお馴染みの白うさぎ。
2008年ヴィンテージのヌーヴォーは、解禁後 還元してましたが
正月 大ブレイクしました。

皆さん 美味しく飲めましたか?(^^ゞ

さて このワインは、
フレデリックのではなく
影武者(?)
ニコラ・テスタールのワインで
ロックス・オフに初登場。

3種類 入荷しましたが
どれも 甲乙付けがたい。

まずは、ボージョレ・ブランである
アノニム 2007をオススメ。
樽で寝かせた マイルドな自然派シャルドネ。

ボージョレ・ヴィラージュ 2007は、
あのヌーヴォーのフィルターを少し強めにかけたヴァージョン。

樽香の乗った丁寧な造りを感じるフルーリー 2006。

少量の来日の模様。
お早めに。

マタッサ

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

続いて 元ゴビー そして ゴビー家のお嬢さんと結婚した南アフリカ人 
トム・ルップ(達?)が、運営する山の上のマタッサへ

オーガニックの醤油せんべいをプレゼントしたら いきなり日本語でしょうゆと言ったので驚いた。
森マークでお馴染みだが 日本にいたことが、あり 多少 漢字、ひらがなが、読めるそうです。
すげ~と思わず言ってしまいました。(笑)

我々の訪問直前 ワインスペクテイターの取材だったとか。
話を聞きながら テイスティングをしたが
なんか 世界的ブレイク直前な雰囲気ムンムンと感じた。

彼のワインは、とても 個性的で 唯一無二と言ってもいい畑からの印が、付いている。
また ここの白ワインは、衝撃で 
通常 自然派の造り手は、遅摘みして 完熟葡萄を取るのだが
超早摘みという手法を取っている。

独特の青さは、このせいなのだが ここだから出来る事だと言っていました。
また ちょこっとしか圧搾をしないことも有名だ。(異常な造り手です。)

自宅のリビングでの試飲だったこともあり
瓶詰めしてあるワインのみの試飲だったが
2007年のワインを中心に 色々 開けてくれた。

そして 今回の旅でもっとも衝撃的なワインが、最後に登場。
2003年のマタッサ ルージュ。
これは、個人用のストックだとかで 2003と殴り書きしてあるだけのボトルから 注がれた。

とても良いニュイ・サン・ジョルジュ南側の1級みたいなワインで 完全にピーク中。

ここのワインは、極めてブルゴーニュ的な南仏のワインを造っていると思います。
地層は、普通 横に積み重なっているのが普通ですが
ここの畑は、隆起した山のせいで 縦に断層が、入っている特殊な畑となっているそうです。
(2枚目の写真に岩盤の一部が、写っています。)

多少 お値段が、普段飲みな価格ではありませんが
赤白各レンジ その中身は、価格に見合ったというか
コストパーフォーマンスすら感じずにはいられません。

シャトー・グリエやクロ・ド・ラ・クレ・ド・セランが、5大白ワインなら
余裕でマタッサ・ブランは、その仲間入りできるワインだと思います。

ブレイク必死。
頭でワインを飲まない人に 必ず微笑むワインです。

ただ ちょこっと寝かせた方が、より効果満点なワインであることは
間違いなさそうです。

ブルゴーニュや ボルドーは、寝かせても 南仏は・・・という方にこそ
耳を傾けていただきたいです。

ちなみに インポーターさんは、会社で熟成させていて あまり市場に流してません。
(倉庫代かかって とっても気の毒です。。。)
こういうワインを そういった気合の入ったインポーターが、やっている。
これを支援せずに ワイン業などやってられないと思うのでありました。

2時間ちょっとぐらいでは 足りない感じで
さすがに疲れてきたが アポ入れたクロ・ド・ロリジンヌへ

ところが先日 書いたが 

いなかった。(苦)

しかたないので 写真だけ撮ってきた。w

この時 酔っ払いの老人にからまれたのだが クロ・ド・ロリジンヌより
美味しいワインを紹介してやるとおっしゃったようだが 低調にお断りして
一路 ベジエのレストラン オクトパスへ

ここは、なかなか人気のレストランらしく 
また まだ星なしだが いかにも 狙ってそうな感じとのことで
納得したのですが 
2日目のこの日は、飲みすぎということもあり 胃が、とても苦しかったです。(爆)

BYO

藤沢の飲食 とりわけ
ワインを飲ませてくれるお店は、そこそこあります。

ただ やはり 外で飲むとワインは、高いからか 良いワインであっても 
なかなか飲んでもらえないという一面も あるようです。

そこで 
安く 美味しい料理でワインが、飲める消費者 
在庫を余計に用意しておかなくてもよい飲食店 
そして酒屋もですが
 
すべての立場の人間に利点のある
BYO (Bring Your Own)を活用したい消費者、飲食店さんは、
いらっしゃると思います。

ワインは、料理の調味料であり 
その事を 蔑ろにして 美食道など 有り得ない。 
ということで
ロックス・オフとしては
BYOに賛同していただける料飲店さん 大歓迎です♪



ちなみに
持ち込み料は、かかりますが
すでに ロックス・オフで買ったワインの持ち込みを
OKしていただいている飲食店さんは、
JR藤沢駅線路沿い 笑楽寿しさん(1本 2000円)

藤沢 片瀬の県道沿いのフレンチレストラン ちびムージャンさん(1本 1000円)

と 2軒でしたが この度 
イタリアンのバレーナさん(藤沢市南藤沢22-14 アツタビル B1F)にも
当店で お買い上げのワインの持込を1,260円で承っていただけることになりました。

皆様 どうぞ ご活用ください。

また ワインで お困りの飲食店さん 是非どうですか?(^^ゞ

協力店を これからも増やしていけたら こんなに嬉しいことは、ありません。

ラ・トレイユ・ミュスカ訪問

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

さて 2軒目は、フランスで人気のラ・トレイユ・ミュスカ。
ここは、女性2人で造っている コルビエールの生産者です。

挨拶もそこそこに
ガレージのような醸造所へ

とっても コンパクトな醸造所でした。

赤ワインは、大還元中のものが多いが
お世辞ではなく 飲むと とても 美味しい。
この還元香は、時間が、解決してくれそうです。

しかも 只今 売っている2005年の赤ワインもそうだが
とっても パワフル。
フランス女性らしいワインだと思う。(笑)

初めて飲んだ ここのロゼも 素晴らしく還元していたが
生姜のガリみたいな味わいで美味しかった。

ここので衝撃は、2008年のヴァガボンドになるワイン。
今 店頭で販売している2007年とは 全然違うワインで 
微発泡のワタクシ好みの果実味溢れるフレッシュな白ワインだった。

今が、売り時じゃないの?と激しく提案しておきました。(笑)

試飲後
上階の自宅で
ご飯を作ってもらい一緒に食べた。
とってもいいランチでした。

文化か
ロゼは、日本ではどう?という質問が印象に残っています。
南仏では ロゼは、とても ポピュラー。
日本は、少し事情が、違うとワインショップの人間らしい(?)説明をしておきました。

やはり 気候の違いですかね。
赤、白同様の販売は、難しいです。
ただ 湘南には 売れる可能性が、あるのではと思ったりもします。

ゆったり しゃべりながらランチをしてしまったので
少し 時間が押し気味に。(苦)

彼女達 とりわけ カトリーヌは、日本に行きたいと言っておりました。
運転をしてくれたヴァンクゥールのフランス駐在 村木さんには申し訳なかったが
ここを出る頃には かなり飲んでしまった。(笑)

次は、マタッサ。

ドメーヌ・ポッシブル

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

2日目ですが
カタラン方面へ まず ドメーヌ・ポッシブルへ。
こんな所に村が、あるのかといった場所へ。
途中 採石場っぽいところを抜けたらありました。

ここも 人気が、ない。(笑)

車を止めると ルイック・ルールさんが、出てきた。
彼は、写真で見ていた通り。

さて どうしましょうか?といった雰囲気で
まず 僕は、英語が、マズイんだと申しておりました。w

ポッシブルの醸造所は、農協の醸造所を引き継いだとのことで ガレージよりは、明らかに大きかった。
収穫した葡萄を冷やす場所 ステンレスタンクやファイバータンクとバリックが、並んだ部屋。
そして 半地下のバリックを置いたスペース。 
さらに奥さんが、いたようなので 住居も兼ねていそうな感じでした。

醸造所は、徐々に グレードアップしていくつもりだそうで 
半地下のスペースは、仕切って 空調を入れたいと言っていました。

一通り 醸造所を案内してもらい 試飲へ。
2007年のワインや2008年のワインのバレルテイスティグをさせてもらった。

2008年は、まだ 醗酵中な雰囲気のものが、あったが
一番 インパクトが、強かったのは 
某造り手(公にしていいのか 微妙なので某造り手にしときます。)の樽に入っていた
2008年のシラー。
これは、コウマ・アコになるのだと思われるが グラッパのような香りのある面白いワインだった。

ヴィンテージに関しては ここ3年 乾燥に悩まされたとも言っていました。

そして 自分のワインは、デキャンタが、必要なのだが 
来る前に デキャンタしたらとズルしたみたいなのでと
その場で 抜栓 デキャンタしてくれたのが 可笑しく。
彼の人柄が、とてもよく出ていた一言だったと思う。

そう 彼のワインは、還元が、キツイものがある。(笑)
ただ 近年(2006年以降)のワインは、改善されていると思うと言っていました。

1時間ちょっとの訪問だったので もっと ゆっくり出来るようにすれば 良かったと
帰る時には思いました。
畑に行けなかったのが、残念。 
グレードアップした頃 また 訪問したいと思います♪

とても 素朴で 一生懸命 接客をしていただき 
とても 恐縮しました。

それから
奥さんは、アーティストだそうで 頂いた年賀状チックなものは、彼女が、作ったそうです。
(クロが、お手洗いを借りた時 会ったそうですが パンクスっぽい奥さんだったと言っていました。笑)
また 彼女の意向か お子さんが、もう少し大きくなったら 日本に1ヶ月ぐらい滞在する予定だとか。

ふふ ご来店 お待ちいたしております♪

最後のルイックさんが、電話をしている写真は、次の訪問先 ラ・トレイユ・ミュスカへ 電話をしてもらっているところ。(笑)
ここらの造り手は、皆 知り合い。w 

プロフィール

rocksofffujisawa

Author:rocksofffujisawa
湘南 藤沢のワインショップ
ロックス・オフです。

藤沢駅徒歩8~9分 江ノ電石上駅から1分のところでやってます。

2007年6月にナチュラルワイン(自然派ワイン)広める為に独立。

所謂 普通のワインやナチュラルじゃないオーガニックワインも扱っており 広くワインの普及に努めています。

ホームページ:
http://rocks-off.ocnk.net

facebook:
https://www.facebook.com/rocks.off.fujisawa/

instagram:
アカウント rocksoff_yasu

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR