2007/12/26
少し早いが 2007年を振り返る。
今年といえば
ロックス・オフをオープンさせた事が、なんといっても最大級の出来事でした。
インポーターさんからは、茨の道を選びましたねぇと
開店時言われたが こうなったら頑張りますよ~♪
湘南は、ネット系で有名なワインショップが、ありますが
路面店として 一番を目指して精進したいです。
また開店して 多くの新しいお客様方に出会う事が、できました。
最近 少々 混乱ぎみではありますが・・・w
常連さんになってゆく 過程を見ているのが、実に楽しかったです。
生活も一変し 付き合う人達も 結構変わった。
個人的知り合いに関しては
リアルに 応援してくれる友人と まったく音沙汰なしの友人ではっきり割れて興味深かった。
お店は、小売に関しては 良かったと思いますが
業務卸系が、悲惨でした。
大誤算。。。のお店もあり。
課題が、ある意味 明確になったということで ヨシとします。
ワインの個人的総括としては、例年より お金が、かからなかった。
というのも 前半は、オープン準備で 忙しかったこともあり
恒例のブルゴーニュの会や いかついワイン会を あまりやらなかったからと
デイリーワイン探しに お金をかけた1年であったことが、あげられる。
そんな訳で テイスティングした種類、飲んだ本数は、近年でも かなりの数だと思われる。
以下 毎年恒例のワイン評
2007年ベストワイン(いろんな意味で!!)
赤 シャトー・ラトゥール 1947
白 サンセール 2005 セバスチャン・リフォー(トーメンのじゃない 無ろ過 無添加のスペシャル・キュヴェ)
泡 フランク・ボンヴィル キュヴェ・レ・ベル・ボワイエ(ノン・ヴィンだが セラーで2年近く寝かせたもの)
赤は、特に悩まず 1月頭に飲んだラトゥールが、ポール・トゥ・フィニッシュでした。
しいて次点を付けると ガイヤのバルバレスコ 1997と ラ・ターシュ 1972、ニコルス ピソーニ・ヴィンヤード ピノ・ノワール 1997か・・・
ラトゥールといえば 今年 ルート違いの1994年を 2回飲んだが
大失敗!! 別に 痛んでたり ブショネな訳ではなかったが 質に問題が、ありそう。
素晴らしく単調です。(苦
お持ちの方は、徹底的に寝かせて ニュアンスで飲むワインに変えた方がいいと思います。
さて
白は、かなり悩みましたが
結局 自然派ワインに・・・w
造った本人を目の前にして堪能したということもありますが
衝撃度抜群の茶色いサンセールでした。
ただし これには 後日談が・・・
3ヶ月後 同じ瓶を開けてみたところ 終わっており 飲めないワインになってました。
一瞬だけ 強烈に輝いた 凄いワインでした。
セバスチャン きっと あれは、腐敗だ。 セラーを もう少し清潔にしよう♪
白は、ルイ・ジャドのクリオ・バタール・モンラッシェ 1997とニコルス ビエン・ナシード シャルドネ 1997が、一息足らず残念。
泡は、開店祝いで 飲んだクリスタルの1995年と 最近 飲んだアンリ・ジローのフランソワ・エマール アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディもいい線だったが
やはりアヴィーズのシャルドネ好きなワタクシには キュヴェ・レ・ベル・ボワイエ とっても良い1本でした。
2007年度 もっともコスト・パフォーマンスが、良いと思ったワイン
白 ニコルス ビエン・ナシード シャルドネ 1997
このワインは、ベストの白で出てきたことから
かなり印象は、良い!! 高くて安いワインといった感じですが
5000円ちょっとなら かなり安いと思う。
2007年度 ベスト・デイリー
白 ベルジュラック シャトー・デ・ゼサール ブラン 2006
赤 アイアンストーン ジンファンデル 2006
白は、店頭で お馴染みのヴェルディッキオにするか 2005年のミュスカデにするか悩んで上記に
赤は、これまた お客さんにはお馴染みのスペイン・ワインが、いいなぁと思っていたところ
上記のワインが、思いの他 いいワインであることに気がついたので。w
自然派ワインは、ベストの白にセバスチャン・リフォーを持ってきてしまったので
残念ながら 無しですが
P.G.ド・ターブル(2004) ジェラール・シュレールや
年末 脅威の追い上げをみせた(自分の中で)エリーズ・ブリニョは、かなり捨てがたいものがあります。
最後に
2007年のメモリアル・ワイン
やはり ラ・ターシュ 1972 にしておこう。
念願のワインが、状態抜群だったことに感謝!!
うーん ベストになれず メモリアルになっているところが、ミソか(笑)
こう振り返ると
今年の1月は、当時も キテル!!と思ったが
凄いワインが、多かった。
長くなるので この辺で
パート2は、世界のワイン評を
ちょろっと。