そういうわけで、ここは敦賀駅! これから東京に帰るのだが、私はここでどうしても入手したいものがあった。
それは、敦賀駅のレジェンド駅弁「元祖鯛鮨」だ……! 121年前から敦賀駅で駅弁を売り続けている塩荘のものである。敦賀に来たら、これを食わずには帰れまい。
そういうわけで、ここは敦賀駅! これから東京に帰るのだが、私はここでどうしても入手したいものがあった。
それは、敦賀駅のレジェンド駅弁「元祖鯛鮨」だ……! 121年前から敦賀駅で駅弁を売り続けている塩荘のものである。敦賀に来たら、これを食わずには帰れまい。
2024年3月16日、北陸新幹線に大きな動きがあった。
これまでは石川県の金沢駅が終点だったのだが、この日からは福井県の敦賀駅まで行けるようになったのである。
一気に敦賀まで行けるようになったの、めちゃくちゃ便利じゃん! と思っていたのだが……
先日京都に行った際に初めて延伸後の北陸新幹線に乗ってみたところ、気付いたことが3つほどあったのでご報告させていただきたい。
北陸新幹線の開通前に、当編集部メンバーはそれぞれの考える最適な手段で、東京から金沢へと向かった。私(佐藤)はフェリーを乗り継ぎ、苫小牧を経由して福井県敦賀に行き、そこから特急で金沢入りしたのである。
今回初めて長い船旅にチャレンジしたのだが、船旅は最高であるとわかった。片道20時間も海の上で過ごしていると、いつしか人はロマンチックになるようだ。そして普段は考えもしないようなことに思いを馳せ、人生そのものを見つめ直すようである。少なくとも私はそう感じた。船の上で一回りも二回りも成長した気分だ。
以前の記事で、金沢を目指してフェリーでの船旅を実践したことをお伝えした。茨城県大洗港を出港し、苫小牧でフェリーを乗り継ぎ、福井県敦賀港に入港し、そこから特急サンダーバードで金沢入りした訳だが、乗船時間はトータルで40時間にもおよんだ。
その間、船中で2泊。2度の夜を体験したのである。陸地はおろか光も見えない真っ暗闇の太平洋と日本海の様子をお伝えしたいと思う。
2015年3月14日、ついに東京駅から金沢・富山間の北陸新幹線が開通する。いままで不便だったので行けなかった北陸地方にぜひ新幹線を使って行きたいという人は多いと思うが、本当に新幹線がベストな交通手段なのだろうか?
以前の記事で、編集部の記者たちがそれぞれの「東京 → 金沢」の行き方を紹介してきたのだが、どいつもこいつも甘いッ! 新幹線に勝るとも劣らないワクワクを体感できる行き方を紹介したらんかいッ!! ということで、私(佐藤)は海路で金沢に向かったのである。そう、一旦本州をフェリーで迂回して北海道に行き、そこから再びフェリーで福井県敦賀から上陸したのである。ワイルドだろ~♪ 私の旅程は以下の通り。