以前の記事で、バーガーキングが今夏発売する新商品についてお伝えした。その新商品とは真っ赤な「AKAバーガー」と真っ黒な「KUROバーガー」である。見た目のインパクトは絶大なのだが、味は一体どんなものなのだろうか?
ということで一足先に新バーガーを食べてきた! 実際に食べてみたところ、ただインパクトを狙った商品という訳ではなく、味もしっかりとしている。さすがバーガーキング!! 面白半分で商品化した訳ではないとわかった!
・過去の商品の実績を踏まえ
AKAバーガーは7月3日より8月中旬まで、KUROバーガーは8月21日から10月上旬までの販売を予定している。KUROバーガーについては、過去に販売の実績があり、その時のノウハウが生かされている。一方のAKAバーガーはまったく新しい試みだ。そもそもハンバーガーを赤くしようと思ったこと自体がかなり斬新。味は大丈夫か?
・バンズだけでなくチーズも
実物を見てみると、AKAバーガーはマジで赤い! 写真で見るよりはるかに赤いッ!! KUROバーガーはマジで真っ黒だ。バンズはもちろん、チーズも赤・黒にしっかりと染まっている。さすがバーガーキング、やることが徹底している。しかもどちらもかなりウマそうだ。ただ色付けしただけではないようだ。
・AKAバーガー「AKA SAMURAI CHICKEN」
AKAバーガーはその色を象徴するようなHOTな一品。豆板醤・唐辛子をきかせた「ANGRYソース」の香味がやたらと食欲をそそる。こちらの商品は「AKA SAMURAI CHICKEN」と「AKA SAMURAI BEEF」の2種。チキンの方はバンズからはみ出すほどデカいチキンパティを使用している。こちらを食べてみると、それほど辛くないのかな? と感じられたのだが、実際はフレッシュレタスとトマトが辛味を緩和していたのだ。
・AKAバーガー「AKA SAMURAI BEEF」
その証拠に、ビーフパティの方を食べてみると、やたらと辛く感じる! 同じソースを使用しているのに、具材の影響で辛味の感じ方が変わるのは面白い。ちなみにこちらはビーフパティに分厚い玉ねぎが挟まれており食べ応え十分だ。
・KUROバーガー「KURO SHOGUN」
そしてKUROバーガーはまずその黒さに驚いてしまう。AKAの赤色よりも、KUROの黒色の方がより濃いように思われる。おそらくイカスミを使用したブラックハッシュドソースの影響ではないだろうか。こちらは「KURO SHOGUN」と「KURO TAISHO」の2種。SHOGUNには素揚げしたナスとビーフパティがサンドされている。このナスが大変柔らかく、バーガー全体にジューシーな味わいを演出している。ナスがハンバーガーに合うとは意外な発見。
・KURO「KURO TAISHO」
そして、TAISHOはサクサクな「ハッシュブラウン(ハッシュポテト)」の食感が心地よい。ブラックハッシュドソースとの相性もよく、繰り返し食べたくなる一品である。
・飽きずに食べることができる
この手の奇抜なハンバーガーは、色物として扱われ、すぐに飽きてしまうのが相場だ。奇をてらった結果、味が置き去りにされるということがよくある。しかしバーガーキングの今回の商品は味もしっかりとしていて、飽きずに食べられそうだ。
ちなみに私(佐藤)は濃厚なハッシュドソースの旨味が魅力のKUROバーガーが気に入った。辛いモノが好きという人は、AKAバーガーがオススメである。かなりパンチのある辛味なので、十分満足できるだろう。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼AKAバーガー2種
▼バンズにトマトパウダーを練りこみ、鮮やかな赤色を実現している
▼こちらが「AKA SAMURAI CHICKEN」単品540円
▼そしてこちらが「AKA SAMURAI BEEF」単品690円
▼KUROバーガー2種
▼竹炭を練りこみ、黒色を実現
▼素揚げしたナスが入った「KURO SHOGUN」単品690円
▼ハッシュブラウンを挟んだ「KURO TAISHO」単品590円
▼マジで色が濃い!
▼ただの奇抜商品じゃない、マジでウマそう!
▼ブラックハッシュドソースが美味~
▼味噌ベースの「ANGRYソース」、かなりHOTや!!