牧野植物園の冬の花を紹介です。
ノジギク (野路菊) キク科 キク属
牧野植物園の植物名ラベルには、
「 海岸に近い山のふもとや崖地に生える日本固有の多年草。
牧野富太郎によって1884年吾川村川口 (現仁淀川町川口) で見出され、1890年に和名が付けられた。
牧野博士は「野路の菊という意味だ」と述べているが、兵庫県を東限とした本州の瀬戸内海沿岸 ・
四国 (南東岸を除く) ・九州の東海岸に分布し、主に海岸周辺に自生していることが明らかにされ
ている。
高知県内では何故か南国市を流れる物部川より東には分布しておらず、
物部側から東の地域では住み分けるようにしてシオギクが分布している。
開花期 11~1月。 」
と記載されています。
タイキンギク (堆金菊) キク科 キオン属
牧野植物園の植物名ラベルには、
「 本州 (三重県・和歌山県)・四国 (徳島県・高知県)・台湾、中国、フィリピン、インドシナ~ヒマラヤ
地域、スリランカに分布し、他の植物に寄りかかりながら長さ2~5mになるつる性の多年草。
国内では暖地の海岸近くの岩場や法面などで見られる。
和名は「堆金菊」の意で、うずたかく (堆く) 黄色の花が盛り上がって咲く様子から牧野博士が命名した。
開花期 11~2月。
別名 ユキミギク。
純絶滅危惧種 (環境省) 。 」
と記載されています。
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1. 次回更新日は、2025年2月12日の予定です。