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【愛すべき人々?「ザ・ノンフィクション」雑談「テレビ」ここまで言って委員会】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年12月22日版》

今週は銀行株が高騰。おかげで少しはまともなポートフォリオになったわけだけれど、そのうちのひとつである「りそなホールディングス」に先ごろ文春砲がぶっ放された。概要を見るかぎり株価に影響が出る「THE 不祥事」というほどでもないので大丈夫だろうが、今後の動き方には注視しておきたい。

株関連でいうと界隈では有名ライターがこぞって愛用する「note」が東証グロース市場に上場をはたした。筆者もアカウントは持っているので幾つか持っておきたいが、いかんせん実態がつかみづらい会社(笑)。せめてnoteブロガーたちは何某の優待を頂きたいところだろう。

このようにオフの日は大抵日中は証券会社のサイトに入り浸りながら、夜間は、シーズン中であればプロ野球をネット観戦するだけ。‥もしワシが【ザ・ノンフィクション】の主人公に選ばれたら至極、つまらない回になること必至であるw

フジ系で送られるその番組を愛でているというのは、たしか以前にも記した憶えがある。先日年内の放送を終えたのであるが、口直しに今記事では2022年に放送されたなかで個人的に気になった回、人物などを取り上げてみたいと思う。

 

フジテレビ系『ザ・ノンフィクション』エンディング・テーマ曲「サンサーラ」

(C)amazon

 

今年一発目が【結婚したい彼女の場合 ~コロナ禍の婚活漂流記~】なる、その名の通り、婚活に勤しむ女性が前後編で送られた。今年一年を振り返ってもけっこうバズっていた人気回(笑)。放送が11カ月も前で若干うろ覚えの部分もあるがご了承を。

登場していた結婚相談所、らしきところの戦略がまず胡散臭い。若い女性主人公に紹介されるのは40代半ばの、周囲からの圧で結婚を焦っているような、けど金はそこそこ持っている男たち。恋愛経験乏しい彼女に対し『貴女は若さを武器にしなさい』いわんばかりの婚活戦略である。

だが、この彼女もなかなかの曲者。いわゆるメンヘラの傾向があった。デートからのプレゼント攻めで、当該男性といったんは上手くいったかのように映ったのが、土壇場で彼女の気が変わる。振り回された格好の彼に同情の声多数‥。一転、ダーティー・ヒロインと化した主人公のその後の動向は分かっていない。

 

右往左往ぶりでは【人力車に魅せられて ~夢と涙の浅草物語~】も負けてはいない。

元ミュージシャンの新米車夫が主人公。確かにこの人物設定は番組的においしい。パワハラ手前のシゴキに耐えながら、一人前の車夫になる様子が描かれていく‥のかと思いきや、まさかのフェードアウト。視聴者泣かせなカタチで終わった彼だが、おもわぬところで復活を果たす。

後の放送では、軽井沢で人力車会社を運営する方から声をかけられて再スタート。周囲の助けもあって徐々に自信を取り戻していく。ところが番組の後半になって、それが体験型の「研修」だったと知る。再就職したと見せかけて裏切られた気分になったが、現在は鎌倉で人力車を引いているという、わずか数秒、急転直下なエンディングに一同唖然。‥今も車夫、続けられているといいが。

 

【あの日 僕を捨てた父は ~孤独な芸人の哀しき人生~】は、さすが素人ではないだけあって見せ所(キレ所)を解かっているw 父親と、その愛人に育てられた人らしく、家庭内で差別があったと。老齢になった父親は軽度の認知症を患い、もらった年金をすぐに使い果たしてしまう。‥などなど、終始「鬱展開」で視るのに多少エネルギーを要する構成だった。

直近では【ラブレターを書く人 ~愛を伝えたい人々と代筆屋~】が、いい意味ではなく印象深い。まず、そんな仕事があったことに驚きだが、その内容が重い重い。地下アイドルに想いを伝えたい男性から依頼を受けた代筆では『一週間後でもいい。一年後でもいい。十年後でもいい。返事ください』そんなような文章。今どき、文字がびっしり詰まった「手紙」を受け取る、目を通すだけで面倒くさいのに(苦笑)。‥案の定、カノジョから返事は来ず、視聴者はモヤモヤ感だけが残った。

 

その昔、好きな歌をカセットテープに入れて気になる女性に送った青き日の自分がフラッシュバックして、ワシ自身も辛くなった‥‥。

 

 

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