【○○年ぶりマル秘話】エースのやきう日誌 《4月10日版》 - センテンス・オータム

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【○○年ぶりマル秘話】エースのやきう日誌 《4月10日版》

◇貯金生活、いいね!!

 

 

今、ファイターズファンは2シーズンぶりに味わう貯金生活を謳歌している。

‥いやはや、開幕3連敗を喫したときは一瞬どうなることかと思ったが、やはり、ファイターズは浮上してきた。今年、もっとも期待を寄せる野手として、私が清水優心の名を挙げていたのもお忘れなく。

ホームランなんかもう3本も放っちゃって、入団時の【城島二世】の呼び名はダテじゃない。同じくホークス戦でポンポーンとホームランを打って、それで“打ち止め”になった若き日の實松一成を思いだしたけれど、清水はそうならないことを切に願う(笑)

 

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

ファイターズがヤフオクドームでの勝利するのは一年ぶりだって? どれだけ勝っていなかったんだ(苦笑)。調べたら、昨年4月27日以来(ホークス主催試合では、8月に一度、京セラで勝っている)。‥あぁ、憶えてる。延長に入って中田が決勝ホームランを放った薄氷の勝利。ちなみに、中田にとってその年の第一号‥。遅っ!

さらに調べてみたら、同日の時点で打率は2割を下回っている。春先悪いのは、毎年のように繰り返されているのだなァ。その点、今シーズンは既に3本もホームランを打っているのだから、例年に比べるとまだマシな方なのか。

 

昨年の対ホークス戦。5月からファイターズはずっと勝てなくて、7月に入ってようやく連敗を止めた。そのとき先発を務めたのも、上沢直之(24)。7回無失点ピッチングだった。プロ初登板で初勝利をあげた相手も、たしかホークスが相手。上沢には「新・鷹キラー」を襲名してほしい。

昨夜はすばらしい投球だった。冗談でなく、彼の投球をみて、泣いた。なんと見事な制球力!アウトローにコントロールされたストレートに、手も足も出せずにいた打者をみて、私はガチで泣いた。解雇寸前までいった上沢の苦労を知っているだけに、ここまで上がってきたかと‥‥。

6回に被弾して初失点。やや疲労の色を見せはじめてきたところで、7回、先頭打者へのフォア。やおらソワソワしだした栗山はん‥。継投も予想されたが、その回もなんとかゼロで乗り切った。『てめーのケツはてめーで拭け』‥もとい『今シーズン、ファイターズの軸に』そんな監督の想いに応える、上沢の気迫に満ち満ちた投球‥。彼に「エースのピッチング」をみさせてもらった。

お立ち台で判明したこと。顔もイケメンだが、声も“イケボイス”。この男は、もっと人気者になれる。ノン・イケメンライターが太鼓判を押す。

 

 

◇西武の開幕連勝ストップ

 

惜しい。開幕9連勝を達成していれば西鉄時代以来の64年ぶり‥だったのか。そういえば西武は昨シーズンも夏場に13連勝して、次も勝って14連勝としていれば60年ぶりの快挙であった。そこまでいったのだから、せめて「タイ記録」までには持っていきたかったのが本音だろう。いずれもその「壁」を打ち破れなかった西武。今年はどうか?

しかしながら、半世紀以上ぶりとか、すごい。あらためてプロ野球の長い歴史を感じさせてくれる。

 

 

《今日の一枚》

 

ファイターズの選手は「お初」。今季もまずまずのスタートを切った、この男‥‥寿司ボーイ見参である。

 

 

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レアードは久々にアタリ外国人だった。彼の武器は長打力以外にもある。来日一年目、栗山監督が辛抱して起用し続けたことで、眠っていた才能が開花した‥みたいな話をよくされるが、それもひとえに「守備力」が高かったおかげである。もし、守りまでダメだったら、さすがに監督も使わなかっただろう。

昨夜も難しいゴロを逆シングルで華麗に裁いていた。ときに軽率と受け取られてしまうプレイもあるにはあるが、少なくとも彼と入れ替わりで退団した前正三塁手小谷野栄一より、守りは堅い。

打撃面はいうことなし。筆者調べで来日してから3年連続で30本以上ホームランを放った外国人選手は、マット・ウインタース以来25年ぶり。右打者に限定していえば、レアードが球団初ではなかったか。打って守れて、おまけに勝負強い。いつも陽気な「寿司だいすき男」は、球団屈指の超優良助っ人なのである。

 

 

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