どうも、りんころです。
えっと…新年明けてもう1週間なのに、
何を今更去年のランキング記事を上げてんだって話ですよね。
書こう書こうと思ってたんですけどね…
支度で忙しかったり、出かけの用事が重なったり…で、結局この日になっちゃいました。
はい。言い訳はここまでにしておいて…
本当にすみませんでしたーーーっ!!!(スライディング土下座)
あ、ちなみに、毎年楽しみにしている「格付け」には、大げさですけど
今年一番笑ったんじゃないかってくらい笑わされました。
でも、鬼龍院さんが気の毒過ぎる〜という涙もそこには入っていたけど(笑)
じゃっ、気を取り直して、本題行きます。
あくまでも個人的なランキングです!!
そして、クールごとに総括記事は既に上げておりますので、
ここでは超ザックリと紹介する形にします。
もう新年明けちゃってるんでね、本当に簡単なコメントです。
ケジメはちゃんと付けたくて記事を作ったようなものです。
ページが長いので、一応の目次です。
↓ ◆の横の文字をクリックすると、そのページに飛べる仕組みになってます。
〜目次〜
冬〜秋クールに視聴した76作品を全てランキング付けしたものです。
◆超個人的なノミネート賞主演俳優賞、主題歌賞、OP/ED映像賞、脚本賞、流行語ラインナップなどなど…
視聴した34作品を全てランキング付けしたものです。
最後はぼんやりと2019年のドラマを振り返ってみます。
各クールの総括記事もここに載せておきますね。
それでは、発表します…ドコドコドコドコ
2019年 ドラマ年間ランキング
視聴した76作品の順位を発表していきます。
※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間・放送クール)
という構成になっております。
感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。
1位 最優秀作品賞
きのう何食べた?(テレビ東京・金曜24時12分・4月期)
二人のカップルを通して、LGBTをメインに取り上げてはいるものの、
「ゲイに偏見を持ってはいけないぞ」「こう関わるべきなんだぞ」とかいう
所謂教訓的な"考えさせられる"話って訳ではなく。
様々な形のカップル、家族も含めて「今目の前にいる、一緒に暮らしている相手を敬う事」
が大切なのだと、日常の支えとなる「食」を絡めながら教えてくれました。
普段の食事でも、ケンジのように「美味しい」と言葉にして伝えるだけで
どんなに幸せな空間が生まれるか…
自分にとって、もっと家族を大事にしないといけないな、とも思わされ、
日々を見つめ直すきっかけをくれた作品でもありました。
(SPも見ましたが、連ドラ時代と変わらず出来が良かったです。
感想はこれまた遅くなるけど、書きたいので絶対に書くぞ! ←結局書けずじまいだったわ^^;)
2位 優秀作品賞
インハンド(TBS・金曜22時・4月期)
まず、寄生虫のイラストがかなりゆる〜くデフォルメされている所が
「あ、この作品はちゃんとしてるな」と信頼の持てる作品でした。
「寄生虫」特に「虫」というワードがついただけで
苦手な人は見る前から避けてしまいがちな題材を、イラストは勿論の事、
3人が織りなす会話劇の面白さや、綺麗好きな日本社会への問いかけなど
様々な要素を盛り込んだ事によって、
最終的に"子供から大人まで楽しめる"作品へと落とし込めていたのがお見事。
最終章とうたったり、そこで主人公の縦軸をガッツリ描いたりする作品が多い中、
中間地点の5話で描ききる思い切りの良さも記憶に新しいです。
3位 作品賞
トクサツガガガ(NHK総合・金曜22時・1月期)
「特撮オタ」要素は随所に取り入れられてはいたものの、
小さい頃にしか見ていない私でも決して置いてけぼりにされる事はなく、
「世間に合わせる為に自分の"好き"は捨てなくても良いんだよ」と
背中を押してくれるような、人生のバイブル的な作品に仕上がっていたと思います。
作り込みで言えば、こちらも中々引けを取らなかったですね。
ヒーローのスーツも、子供向け番組の作りも、オタクとして休日に目一杯楽しむ姿も
どれも「全力」を貫き通したからこそ、
見終わった後に、まるでコンサート帰りの時みたいな
ぽっかりと大きな余韻が残る作品にもなりました。
4位
腐女子、うっかりゲイに告る。(NHK総合・土曜23時30分・4月期)
これからのドラマ業界を引っ張っていく存在になるであろう若手キャストを揃え、
誰もが通る「学校生活」「青春」の闇を見せた意欲作。
原作のタイトルは「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」の「ホモ」という
かなりストレートな表記を、
「腐女子、うっかりゲイに告る。」の「うっかり」「告る」にした事で、
取っ付きやすくしようと和らげたセンスの良さも光りました。
主人公の抱える葛藤を前面に押し出す話となった要因としては
クラスメイトとの関わりが主に挙げられますが、
それに加えてファーレンハイトの謎も絡める事によって
「マジョリティ派優先の思考が必ずしも正しいのか?」「ネット社会のあり方とは?」をも
考えさせられる内容にもなっており、
QUEENの挿入歌も含めて、今描かれる作品でもあったんじゃないかな?と思います。
5位
G線上のあなたと私(TBS・火曜22時・10月期)
幸せな事がずっとは続かないし、この先何回あるのかも分からない。
でも、今自分の周りにあるモノを信じていれば、きっと何とかやって行ける…
そんな人生の荒波を、3(4)世代の人物を通して優しく描いてくれた作品でした。
恋でも愛でもない「人間愛」という言葉に惹かれ、そこから生まれる温もりに泣かされつつ、
最後には壁ドンや手繋ぎなどのザ・恋愛要素で、幸恵さんと同じくキュンキュンさせられる。
ジェットコースターのような緩急ある展開も楽しみました。
6位以降はもっと簡単に〜〜…
6位
凪のお暇(TBS・金曜22時・7月期)
イケメン!胸キュン!要素もありつつも、
凪たち3人の抱える「生きづらさ」に自然と自分を重ねてしまう作りにもなってしまう
不思議な世界観に魅了させられっぱなしでした。
「人間って未知数な生き物だよね」「人生って何があるか分からないから面白いよね」と
ポジティブな考え方にさせてくれる作品だったと思います。
7位
俺の話は長い(日本テレビ・土曜22時・10月期)
「家族あるある」ネタから始まり、最後には何故か心にじんわり来てしまう程の
引き出しの多さを誇る金子脚本でなければ、
曲者の主演が生田斗真さんでなければ、周りを固める役があの役者陣でなければ…と、
そんな「〇〇でなければ」が全て詰まった1つの"奇跡"を見たような作品でした。
8位
向かいのバズる家族(日本テレビ・木曜23時59分・4月期)
「ネット社会あるある」の斜め上を行った作品。
ネットの問題点を描いて「〇〇は良くないよ」「ちゃんと向き合い方を考えるべき」
なんて訴えかける作り…というだけではなく、
「見えない顔」があるからこその長所も描いて行く所に新鮮味を覚えました。
考えさせられるのは勿論ですが、ドラマ的には次回への引きの上手さも抜群でしたし、
ラッパーになりきったりするような自由な演出も楽しかったですし…
教材にしてもアリなんじゃない?なんて。
※感想は4話までです。
9位
デザイナー 渋井直人の休日(テレビ東京・木曜25時・1月期)
別ジャンルの例えにはなってしまいますが、「孤独のグルメ」を長年にわたって
シリーズ化させただけの事はある程の一話完結の見せ方、
バイプレイヤーの扱い方、キャスティングの揃え方など、
そんな「テレ東ドラマの良い所三拍子」が全て備わっているような作品でした。
些細な事でも「パワハラ」「セクハラ」と訴えられてしまう世の中だから、
若い子にナンパするおじさんなんて特に気持ち悪がられる事が多いものの、
その役に物腰柔らかなイメージの持つ光石研さんを起用したのが良かったです。
※感想は1話、10〜12話の全4話分です。
10位
監察医 朝顔(フジテレビ・月曜21時・7月期)
キラキラした恋愛ドラマや職業系ドラマが多かった"月9"枠に
挑戦状を叩きつけたような作品。
「解剖医」という題材は最近の流れに乗っかってはいたものの、
大震災をバックグラウンドにした事で
「生きる事と食べる事」の価値が伝わる作りになっており。
そこに「監察医として」「家族として」2つの視点で命の向き合い方に変化を見せる
朝顔の人間ドラマ要素をも盛り込んだお陰で、従来のものとは違ったアプローチで
視聴者に伝えようとする作り手の意気込みが感じられました。
こんなに安心して見られる月9、個人的にはかなり久しぶりでした。
11位以下はタイトルのみの発表とさせて頂きます。(作品数が多いので)
10位まで見られれば良い!ノミネート賞の方を見たい!という方は、
こちらを押すと「超個人的なノミネート賞」のページに飛びます。
11位 少年寅次郎(NHK総合・土曜21時・10月期)
12位 だから私は推しました(NHK総合・土曜23時30分・7月期)
13位 これは経費で落ちません!(NHK総合・金曜22時・7月期)
14位 ルパンの娘(フジテレビ・木曜22時・7月期)
15位 フルーツ宅配便(テレビ東京・金曜24時12分・1月期)
16位 初めて恋をした日に読む話(TBS・火曜22時・1月期)
17位 わたし、定時で帰ります。(TBS・火曜22時・4月期)
18位 サギデカ(NHK総合・土曜21時・7月期)
20位 おいしい給食(テレビ神奈川 他・木曜23時・10月期)
22位 グッドワイフ(TBS・日曜21時・1月期)
23位 緊急取調室(テレビ朝日・木曜21時・4月期)
24位 グランメゾン東京(TBS・日曜21時・10月期)
25位 リカ(フジテレビ・土曜23時40分・10月期)
26位 賭ケグルイ season2(TBS・火曜25時28分・4月期)
27位 ノーサイド・ゲーム(TBS・日曜21時・7月期)
28位 死役所(テレビ東京・水曜24時12分・10月期)
29位 俺のスカート、どこ行った?(日本テレビ・土曜22時・4月期)
30位 遊戯みたいにいかない。(日本テレビ・水曜24時59分・4月期)
31位 時効警察はじめました(テレビ朝日・金曜23時15分・10月期)
32位 孤独のグルメ Season8(テレビ東京・金曜24時12分・10月期)
33位 絶対正義(フジテレビ・土曜23時40分・1月期)
34位 仮面同窓会(フジテレビ・土曜23時40分・7月期)
35位 ハケン占い師アタル(テレビ朝日・木曜21時・1月期)
36位 まだ結婚できない男(フジテレビ・火曜21時・10月期)
37位 スパイラル〜町工場の奇跡〜(テレビ東京・月曜22時・4月期)
38位 執事 西園寺の名推理2(テレビ東京・金曜20時・4月期)
39位 生田家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃・10月期)
40位 緑山家の朝(日本テレビ・月〜金曜7時50分頃・10月期)
42位 ひとりキャンプで食って寝る(テレビ東京・金曜24時52分・10月期)
43位 JOKER×FACE(フジテレビ・月曜24時55分・1月期)
44位 さくらの親子丼2(フジテレビ・土曜23時40分・1月期)
45位 デジタル・タトゥー(NHK総合・土曜21時・4月期)
46位 メゾン・ド・ポリス(TBS・金曜22時・1月期)
47位 刑事ゼロ(テレビ朝日・木曜20時・1月期)
48位 ミス・ジコチョー 〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜
(NHK総合・金曜22時・10月期)
49位 左ききのエレン(TBS・火曜25時28分・10月期)
50位 さすらい温泉♨︎遠藤憲一(テレビ東京・水曜25時35分・1月期)
51位 柴公園(テレビ神奈川 他・木曜23時・1月期)
52位 サ道(テレビ東京・金曜24時52分・7月期)
53位 家売るオンナの逆襲(日本テレビ・水曜22時・1月期)
54位 シャーロック(フジテレビ・月曜21時・10月期)
55位 イノセンス 冤罪弁護士(日本テレビ・土曜22時・1月期)
56位 同期のサクラ(日本テレビ・水曜22時・10月期)
57位 べしゃり暮らし(テレビ朝日・土曜23時15分・7月期)
59位 あなたの番です(日本テレビ・日曜22時30分・4〜7月期)
60位 TWO WEEKS(フジテレビ・火曜21時・7月期)
61位 家政夫のミタゾノ(テレビ朝日・金曜23時15分・4月期)
62位 ミラー・ツインズ Season1(フジテレビ・土曜23時40分・4月期)
63位 ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(テレビ朝日・木曜21時・10月期)
64位 ボイス 110緊急指令室(日本テレビ・土曜22時・7月期)
65位 後妻業(フジテレビ・火曜21時・1月期)
66位 ストロベリーナイト・サーガ(フジテレビ・木曜22時・4月期)
67位 それぞれの断崖(フジテレビ・土曜23時40分・7月期)
68位 トレース〜科捜研の男〜(フジテレビ・月曜21時・1月期)
69位 偽装不倫(日本テレビ・水曜22時・7月期)
71位 おっさんずラブ -in the sky-(テレビ朝日・土曜23時15分・10月期)
72位 スキャンダル専門弁護士QUEEN(フジテレビ・木曜22時・1月期)
73位 パーフェクトワールド(フジテレビ・火曜21時・4月期)
74位 ラジエーションハウス(フジテレビ・月曜21時・4月期)
75位 モトカレマニア(フジテレビ・木曜22時・10月期)
76位 3年A組 –今から皆さんは、人質です–(日本テレビ・日曜22時30分・1月期)
超個人的なノミネート賞
(王冠マーク)が付いたモノが「最優秀賞」です。
主演男優賞
菅田将暉(3年A組 –今から皆さんは、人質です–)
金子大地(腐女子、うっかりゲイに告る。)
三浦春馬(TWO WEEKS)
若手ながらも、普通の人間でありたいとする葛藤を抱える複雑な役を
等身大に演じてみせた金子大地さんと迷いましたが、
普段は似合いそうなのに「トレンチコートが似合わない」と思わせる役者さんは
滅多にいらっしゃらないだろう…という所が決め手となりました。
主演女優賞
常盤貴子(グッドワイフ)
吉高由里子(わたし、定時で帰ります。)
波瑠(G線上のあなたと私)
高岡早紀(リカ)
どの女優さんも「新境地を見せた」が共通点ではありましたが、
中でも、今までとかなりイメージ(見方)が変わったという点で
波瑠さんを選ばせていただきました。
松尾スズキ(フルーツ宅配便)
ユースケ・サンタマリア(わたし、定時で帰ります。)
高橋一生(凪のお暇)
中川大志(G線上のあなたと私)
高橋一生さんは個人的には、カメレオン俳優というより、
キャラクターを自分に引き寄せるタイプの役者さんだと思っています。
目線や表情の見せ方で、受け手によっては
「怖い」とも「何か救いを求めているのかも?」とも捉えられてしまうような
中間的な演技に魅了されました。
伊藤沙莉(これは経費で落ちません!)
清原果耶(俺の話は長い)
歳を重ねた事によって、演じる役の幅が広がったのではないかな?と思わせられました。
「トクサツガガガ」の"付き合うのが面倒臭い"感漂う母役から
「G線上のあなたの私」の視聴者代表的な役まで、
同じ「家庭を持つ立場」でもガラッと違ったキャラクターを楽しみました。
新人賞
田中みな実(絶対正義、ルパンの娘、モトカレマニア)
加藤柚凪(監察医 朝顔)
清水大登(それぞれの断崖)
藤原颯音(少年寅次郎)
井上優吏(少年寅次郎)
最近の子役も本当に自然体で、上手い子が多いですが…
「絶対正義」を始め、泥棒役やアナウンサー役など数々の姿を器用に演じてみせた
田中みな実さんを選ばせていただきました。
主題歌賞
きゃりーぱみゅぱみゅ「きみがいいねくれたら」(向かいのバズる家族)
サカナクション「モス」(ルパンの娘)
関ジャニ∞「友よ」(俺の話は長い)
「イノセンス」の8話でドンピシャだった「白日」と迷いましたが…
2つの意味合いが込められているような所が珍しかった点で「友よ」に。
OP/ED映像賞
スキャンダル専門弁護士QUEEN OP
インハンド OP
ルパンの娘 OP
シャーロック OP
篠﨑絵里子「グッドワイフ」
マギー「向かいのバズる家族」
森下佳子「だから私は推しました」
金子茂樹「俺の話は長い」
演出賞
塚原あゆ子「グッドワイフ」「グランメゾン東京」
山本剛義、松木彩「グッドワイフ」
西浦正記「絶対正義」
藤井道人「向かいのバズる家族」
青山貴洋「インハンド」「グランメゾン東京」
平野俊一、岡本伸吾「インハンド」
武内英樹、品田俊介、洞功二「ルパンの娘」
山室大輔「グランメゾン東京」
劇伴賞
ワンミュージック「グッドワイフ」
得田真裕「インハンド」
パスカルズ「凪のお暇」
菅野祐悟「シャーロック」
1年を振り返る流行語ラインナップ
「崖」「ワンオペ 」「ミュージカル男」「会いたいよタイム」「バイオリンタイム」
分かる人には分かるコーナー(笑)
土10枠のレギュラーみたいなものだったで賞
「トップナイフ」には、出ないかなぁ…(微かな期待)
特別賞
安達奈緒子「きのう何食べた?」「サギデカ」「G線上のあなたと私」
「脚本賞」はオリジナル作品である事を重視してしまっているため
中々ノミネートはさせられず…でもどうしても!という事で特別賞を。
原作アレンジャーでもありつつオリジナルもしっかり形を残せる脚本家さんとして、
新たに名前が刻まれたのではないでしょうか。
ちなみに、SPドラマのランキングは…
計34本見ました。(シリーズのオムニバス系SPドラマは除く)
ツイートor要約貼り&感想記事貼りで失礼します…!
1位 ヤングシナリオ大賞 ココア(フジテレビ・1/4)
各3人のいる世界、関わる相手との会話にフォーカスを当てた構成だったので、この子はどんな子なんだろう?どんな境遇にいるんだろう?と登場人物に興味を持ちながら見る事が出来、あっという間の1時間でした。
突飛な設定が「フィクション」なら、3人の心情描写は「ノンフィクション」で、ドラマならではの架空と現実が良い感じに溶け込んでいた作品だったと思います。
2位 BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸(フジテレビ・1/15)
良い意味で淡々と、コツコツと、当時の情景を書き上げたSPドラマ。「地震」と「自身」を掛け、両方の変化をじっくりと表現した2時間弱には見応えがあったなぁ。井浦さんの静かなたくましさ、小市さんの人間臭さ溢れる演技には感情移入してしまう程だった… #ドラマBRIDGE
posted at 23:25:33
#ひよっこ2 始めての朝ドラっていう思い入れもあるかもしれないけど、当時見ていて好きだった「温もり」「真心」「喜怒哀楽」などなどの魅力が全て詰まったような続編で、まるで実家に帰ってきた懐かしい味わいがありました。
澄み渡るロケーションも相変わらず素敵で、特に4話冒頭の、早朝にみね子が空を見上げる時の自然風景には哀愁に包まれた印象に残るシーンでした。「親孝行するにはまだ早い」と言ってくれた父とちよ子とのエピソードも、父の優しさに涙。視聴後は安心感で満たされた、そんな続編でした!
4位 チャンネルはそのまま!(北海道テレビ放送 他・3/18〜22)
#チャンネルはそのまま 最終回。最後までテレビ画面では見えないスタッフの裏側を楽しみ、またタメにもなった作りのドラマでした。バカキャラの主人公とは言えども相手を不快にさせる訳でもないし、同期や上司がそれぞれにプロフェッショナルを持って仕事に取り組む姿もちゃんと描かれていたと思う。
芳根京子さん主演という事で見てみたけれど、本作も彼女の魅力が十分に詰まった代表作になったんじゃないかなぁ。天真爛漫さが良いアクセントとなっていた。
時々入る文字のツッコミも共感出来る適度なタイミングで挿入されてて、またクスッと笑える演出としても効果的だった。
Heaven?はその点、少々過剰にやり過ぎて最早「おふざけ」になっていたのが残念(比べて悪いけど)。
このスタッフで見たかったなぁ...。
5位 母、帰る〜AIの遺言〜(NHK総合・1/5)
「AIが持つ恐ろしさ」を伝えようとかではなく、どストレートに家族再生物語に直結させたのが良かったです。家族でいる内に双方がぶつかり、悩み、不器用な態度を見せる…人間臭い父と息子の姿が印象的でした。
6位 平成物語 (フジテレビ・3/18〜23)
#平成物語 全部見ました。1話と最終回で時間軸が逆になってて、○年前 と表記して伝えないのも、1話の話に戻らないままなのも斬新な構成だった。シーズン1は「何者になれなかった自身のやるせなさ」、今作は「なんでもない日々が宝物」を、両作とも人々のやり取りを通してじっくり描かれてたと思う。
お墓参りしていた事も、タカヒロが何を買いに行ったのかも(多分ピーマンだとは思うけど)、それを「ドラマ」という形でエクスキュースにせずに、あくまでも「現代を生きる人々のリアル」として作品に落とし込んで、視聴者に想像を委ねる作りにしたのも良かった。
「なんでもないけどかけがえのない時間」ドラマチックじゃない、でも、見てる側はしみじみと温かい気持ちになれる。彩度を落とした映像は今作もハマっていたし、主題歌と手書き文字が何とも余韻の残る作品だった。面白かったです。
7位 週休4日でお願いします(NHK総合・3/29)
じんわり、ほっこり。でも時々グサッと。雰囲気は地味ではありますが、しみじみと良いドラマだったと思います。岡山天音さんに心が折れやすそうなヘナっとした役を演じさせたら安定感がありますし、飯豊まりえさんの方も、どこか不思議ちゃんな役がぴったりハマっています。
45分間なだけあって起承転結の構成もまとまっていて、最後まであっという間で楽しめました。
8位 離婚なふたり(テレビ朝日・4/5,12)
9位 正月時代劇 家康、江戸を建てる<後編>(NHK総合・1/3)
主人公が魅力的というのは前後どちらも変わりないのですが、こちらの方が「プライドを持って働く職人の人生」を覗き見している感じがして見応えがありましたね。金貨作りの過程を見せた所も、ものづくり感があって良かったです。
10位 レ・ミゼラブル 終わりなき旅路(フジテレビ・1/6)
視聴前は、期待と不安が半々だったこのドラマ。大好きな「モンテ・クリスト伯」の太田Pではあるけれど、脚本と演出は違う方だしー…これこそ有名作なのに日本版にアレンジ出来るのかー…などと思っていたものの、予想以上にしっかり作られてて良かったです。
後半になるにつれて、「いや、世間狭すぎでしょ!」な偶然が重なるエピソードの多さは気になりましたが、役者陣の演技に魅せられたSPドラマである事は間違いありませんでした。
11位 夢食堂の料理人(NHK総合・7/23)
料理が鮮やかで、美味しそうに見えるドラマにハズレなし!序盤は当時のオリンピックの料理担当が、どんな過程でチームを結成し仕事をしてきたのかなど、若干ダイジェスト風な作りの印象を受けましたが。最終的には、どのキャラも愛しいと感じられる、人の温かさがじんわり胸に響く作品になっていたと思います。
12位 未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜(テレビ朝日・4/28)
連ドラの頃よりも楽しめました。「品字様」という今までの活字要素も取り入れつつ、文書捜査官らしく、企業の内部文書が重要な手掛かりとなっているような描写がされていたのも良かったです。
13位 探偵が早すぎる スペシャル(日本テレビ・12/12,19)
前後編共に、あっという間の1時間でした。滝藤さんが楽しそうにしていると こっちも見ていて楽しくなるし、もう1つの見所である広瀬アリスさん&水野美紀さんとの掛け合いも、約1年の空白期間を全く感じさせません。
むしろ、連ドラの時よりも、息のぴったり具合や体の張ったギャグなど色々とパワーアップしていたんじゃないでしょうか(笑)
時間の行き来があまり明確化されない事もあって、ちょっと小難しくはありましたが…「噛み締める」という表現がぴったりな味わい深いドラマだったのかなぁと思います。
戦争時代の描写もありましたが、飛行機や爆弾などで分かりやすくせずに、絵や人々だけで紡いでいく手法は斬新。ロケーションも色彩もまるで絵のような趣。美しさと闇の深さにも魅せられました。
録画掃除につき、やっと見る事が出来た「刑事ゼロ」SP。トリックや動機は王道でも、キャラクター造形がしっかりしていれば面白いんだと証明してくれた2時間でした。
16位 新春ドラマ特別編 下町ロケット(TBS・1/2)
17位 サ道 2019年末SP(テレビ東京・12/28)
#サ道年末SP まず、白銀世界&ぽてっと積もった雪景色のロケーションが素晴らしすぎた…寒いのは嫌だけど、これは行ってみたい。
雪ダイブしたい!!構成としては連ドラのノリで2本くっつけた感じのものだったけど、また仲睦まじい3人が見られて嬉しかったな。さようなら〜〜2019年〜〜〜!
18位 コンフィデンスマンJP 運勢編(フジテレビ・5/18)
面白かった!久々に本作独特のわちゃわちゃっとした雰囲気を味わいました。予想していた展開の斜め上を行く作りはSPでも健在でしたが…ただ、種明かしまでがちょっと長かったかなぁって気がしないでもない。
映画やSPも良いけれど、1時間の作りがピッタリなんじゃないかしら。また月9に戻ってきて欲しい限り。
19位 もみ消して冬 2019夏(日本テレビ・6/29)
懐かしい感覚に浸り続けた2時間だったわ。カオスさと良い意味での茶番さが、連ドラ時代と変わらないクオリティでよかった(^-^) またいつか帰ってきて欲しいなぁ。 #もみ消して冬
posted at 22:54:58
相変わらずのユルくてシュールな世界観だし、キャストも昔と変わらないように感じられて流石だなぁと思えたSP。ただ、2時間はちょっとお腹いっぱいだったかも...? #時効警察復活SP
posted at 23:05:26
21位 正月時代劇 家康、江戸を建てる<前編>(NHK総合・1/2)
良くも悪くも「歴史の紹介映像」を見せられているみたいで、そこにほんの少しの人情が加えられた…というだけの印象が強かったです。最後のシーンにはちょっと目頭が熱くなりましたが。
映像の方は、芝生の鮮やかな緑と川の水を柄杓で救う時の、シズル感溢れるショットがとにかく美しかったです。
22位 磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜(フジテレビ・11/24)
#磯野家の人々 まぁ、予告からしてしんみりしてそうな感じはあったけど、やはり…という印象。未来の事がちらっと描かれた原作から、現代っ子らしくそれぞれキャラクターを膨らませたのは凄いと思うし、話自体は普通に見られたけど、「サザエさん」だからなぁ。もっと明るいサザエさんが見たかった。
「俺話」みたく、笑いと家族がいる事の温かみを上手い塩梅で作ってみた方が、今では珍しい大家族のサザエさんだからこその良さは活きたと思うし、なんなら昔ながらの形式をなぞって3本立てでも良かったかも。
西島さんは今までの役柄的に「公安という裏の顔」持ちのキャラに最後まで見えてしまったけど(笑)えぇぇ!?が面白かった。お馴染みの設定に因んで、財布を忘れたサザエさんの話とか、波平さんのばっかも〜ん!とか見たかったわ。ご飯冷めるから食べようと言うシーンでは、随分丸くなられて。
23位 僕が笑うと(フジテレビ・3/26)
兵隊側にいる父が子供を想って生き続ける様子とか、母の養子への思いやりとか、連ドラだったらそういう部分が掘り下げられるんだろうなぁと思うくらいサクサク進み過ぎていて勿体無い気はしたけど。イノッチの誠実さと上戸さんの健気さが役にピッタリはまっていたのは確か。 #僕が笑うと
posted at 23:19:44
24位 大奥 最終章(フジテレビ・3/25)
初めて大奥をまともに見たけど、3時間でも意外と間延びなく、主人公の滲み出る優しさと女性の思惑っぷりを楽しめた。 でも、えっと…一番心に残るのは🍊と英語の流れるキラキラ主題歌だったw それに全て持って行かれた感。 #大奥
posted at 22:55:42
25位 24時間テレビ42 ドラマスペシャル 絆のペダル(日本テレビ・8/24)
最後まで見て結局、話の構成が勿体無かったんだと思わざるを得ませんでした。財前がいかに腕があって、いかにプライドの高い人間なのかを、手術での様子や医療従事者との関わりを通して初回でガッツリ人物像を提示してから、2話分の話を第二夜で凝縮すべきだったと個人的には思います。
27位 ドクターY 〜外科医・加地秀樹〜(テレビ朝日・10/6)
加地(勝村政信)が実は頼もしい超スーパードクターで、彼は彼なりに患者に親身に寄り添ってあげようとしているのが伝わる作りにはなっていたと思います。しかし、私の印象としては、どことなく優しい医者で終わってしまったかなぁという感じです。
28位 ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ(テレビ朝日・6/12,13)
平和な世界になってカラオケする所まで見たかったな...消化不良感 #ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ
posted at 00:02:34
30位 塔馬教授の天才推理3(フジテレビ・3/9)
#塔馬教授の天才推理 蔵之介さん目当てで(笑)こんなのあったんだ〜と思って調べたら、なんと5年ぶりの新作だったとは。流れ的には無難な2サスって感じだったのでゆるゆる見てた。謎にテンション高めだけど、時にちょっと低音で真面目な顔を見せる主人公の姿が良かったです。しかしまぁ、EDがサタデーナイトなのにはびっくりしたわ。近代日本文化とか扱ってるから、てっきり歌謡曲テイストかと思ってたら…w
31位 悪魔の手毬唄〜金田一耕助、ふたたび〜(フジテレビ・12/21)
10分刻みか!と思うくらい、CMの量が多かったですね。おどろおどろしく見せたいのかも、昭和の時代背景もいまいち中途半端ですし…前作でも感じた「サクサク進むなぁ」という印象は変わらず。
もし来年もやるなら、もっと演出を重視させた方が良いんじゃない?
32位 赤バッヂ(フジテレビ・3/2)
33位 FLY! BOYS, FLY!(フジテレビ・9/24)
えっと…そうね。良くも悪くもティーン向けのドラマだったね。私が小さい頃にアテンションプリーズとかハッピーフライトとか見てきたように、今の世代が歳取ったら、こんなドラマあったね〜と思い出す…そんな作品になるんかな?ハハハ... #FLYBOYSFLY僕たちCAはじめました
posted at 23:08:50
34位 砂の器(フジテレビ・3/28)
見終わった時点で「これはもう最下位だな」と確信したSPドラマ(笑)
でした。連続ドラマ放送中となると録画に回す事が多いんですが、
それでも今年は割と満遍なく見られたのかな〜と思います。
超簡単な総括
色々と書こうかな?と思う所はぼんやりと頭に浮かんでいたんですが…
えっと、もう日にちが経ってるので良いかなって(笑)超簡単に。
2018年が豊作だらけの印象だったので、
2019年のドラマにもついそのクオリティを求めてしまった部分はありましたが、
最終的には楽しめたんじゃないかと思えました。
私が勝手にTOP10にランクインさせてもらった作品の多くの共通点は
「生きづらい世の中で自分の居場所を求め続ける物語」である事が
年間ランキングを作ってみて分かり、
そんな作品が好きなんだなぁと実感させられた1年でした。
名作入りは…1位の「きのう何食べた?」の1作品を認定させて頂きます。
76作品+34作品もの出会いをありがとうございました。
そうそう、「え?あの作品は??」と誰もが思うであろう「いだてん」。
…3話まで見ていて面白かったんですけど、
それ以降録画が溜まりっぱなしで、追いつけなくて諦めてしまったんですよね。
完走出来なかった事が、2019年最大の後悔!!!
あ、一応、3話以降の録画も総集編も残してあるので…
総集編でも良いからいつか絶対に見たい気持ちはあります(苦笑)
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「なんでこのドラマがこんな下に!?」など、順位を付けた理由を詳しく知りたい方は、
クールごとの総括記事をここに載せておきますので、よろしければ♪
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以上、年間ランキングでした。
閲覧ありがとうございました〜。
これでやっと年が越せる…2020年も当ブログをよろしくお願いします!(いや、遅いわ)