高齢の要介護者(男性)向けに購入。
使用開始後1週、「使い勝手は悪いものの、まあまあ使える。」(☆4つ)
2週経過、「ザンネン、ホースが破れた!」(☆-1)
とりあえず、本品への要望事項は、以下の感じ。
(1)ホース (受尿器~<ホース>~タンク)
「ポリエチレン(?)製の灯油ホース風」でなく、柔らかな「PVCやシリコンのチューブ(ホース)」が望ましい。厚さ1mm・内径10mm程度のチューブでなら充分に流れ、しなやかで、強度も確保できそう。
現在のホースは経時劣化や稼働・外圧で穴あき・液漏れが発生しやすい。
そして、使用開始後2週にして破れた!(幸い、地獄絵図になることはなく。)
(2)受尿器(青色;便器に相当する部位)
材質は、プラスチック(おそらくポリプロピレン)製の固いもの。外径は55mm(内径45mm)くらい。持ち手あり。
我が家では介護用途。おむつの中で使用するため、柔らかいシリコンゴム製ならなお扱いやすい。現状、持ち手もあり質感がスゴイため、おむつ内に収めることが難しい。おむつがさらにモッコリ。
現状の仕様なら使いこなしに注意が必要。「介護向き」というより、「運転中に使用する排尿器」という感じかなぁ。
ちなみに、内径45mmの受尿器はスゴイ。「介護用」でなく「(比較的大きなサイズを維持する)成人男性用」という感覚で現物を眺める。高齢者のしぼんだ「男性の器(うつわ)」では、サイズ的に緩すぎてすぐに外れてしまいそう。当人が動かない場合にのみ、おむつ等で位置決めを行いようやく使える感じ。我が家では、通常のおむつの中で、さらに保護用のおむつを受尿器に巻くことで万一の尿漏れに備える。
さらに、介護用途なら、受尿器自体も、下腹部や大腿部、陰部に収まりよくするために、完全な筒でなく、底にすべき面を少し平らにするくらいの形状であってほしいもの。
そもそも、この受尿器(青色)は、円筒の端でなく中央近くでホースに接続するため、寝た状態では尿が流れにくい。つまり、オーバーフローしやすく(略)
また、おむつ内では「持ち手」が邪魔で、位置決めしにくい。
(3)まとめ
要望事項が多く、ホース寿命も短命なので、我が家において本品は「お試し版」。
上記の要望事項を踏まえた、おそらく高価格品に切り替えることに。
我が家の短命は、おそらく「不幸にして短いのだろう」と考えるも、短寿命すぎた。