50年ぶりのラジカセ。居間のオーディオセットと比べればチープな音ですが、間違いなくこういう音で深夜放送を聴きながら受験勉強していました。エアチェック、という言葉も今は死語となってしまいましたが、いろいろと思い出しています。持っていたラジカセは早世した父の形見でしたが、当時「行事に必要、必ず返す」という人に貸したきり連絡が途絶え、とうとう返ってきませんでした。以来、どういう理由があろうと他人に大事なものを貸すのは自分に禁じています。
そんなことを思い返しつつ、久しぶりに手元に残った2本のカセットを再生しノスタルジーに浸っています。
当時はカーステレオもカセットデッキ。家内とのデートにかけようと、一所懸命レコードから落として作った大量のカセットはどこにいったのか、納戸をひっくり返さないと出てきませんが、i-podからbruetooth飛ばして聴いています。枕元オーディオにも最適。最近レトロブームとかで、草臥れた中古にとんでもない値段がついていますが、いつ壊れるかわからないようなものに比べて値段も良心的で新品は安心感が違います。
惜しむらくは、折角のレベルメータの感度が鈍すぎ、相当大音量で鳴らさないとピクリとも反応しないことくらいですね。カセットテープはまだ手に入りますので、再度ライブラリ増やそうと思います。