普段は近所の商店街にある海苔屋さんで海苔を買っています。不漁でこれまでの品質が保てず、それでいながら海苔自体が手に入らずに価格が高騰していると聞いていました。それまであんまり考えもせず食べていたので、今更ながら「寿司海苔にどれぐらい違いがあるものだろう?」と疑問を持ち、楽天でレビュー件数が比較的多く評判の良さそうな海苔3種類を買い、手巻き寿司で食べ比べをしてみました。
結果、普段食べているものが最も色・香り・うまみ、歯切れ・口溶けがよいことが分かりました。(ただこれは単純に価格が頭一つ抜きん出ているので、そもそもランクが異なるのかもしれません。)
写真は4種並べて一度に撮影し、それぞれを同じ倍率で拡大して配置したものです。
左上: 瀬戸内産 40円※ 右上: 有明産 50円 (普段使い)
左下: 瀬戸内産 38円※ 右下: 有明産 32円※ (本上級品40枚)
※: 送料込
こちらの上級品40枚は、色は最も薄かったのですが、香り・うまみ、歯切れ・口溶けは瀬戸内産40円のものとあまり違いを感じませんでした。価格面でお買い得ではあると思います。
左下の瀬戸内産38円は、ずば抜けて厚かったのですが、香り・うまみは控えめで、噛み切るのに労力を要しました。ぎゅっと巻き込む太巻きを作るのに向いていそうでした。
自分が思っていたよりも特徴があって驚きました。
なお、たくさん買い込んでしまったこれらの海苔は、今後おにぎりで消費する予定。ゴールデンウィーク中におにぎり研究をしていて、自分が作っていたおにぎりの材料費が海苔>米であることが分かって仰天し、もう少し安価な海苔の可能性を模索していたのです。適材適所を見つけたいと思います。
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2024-06-06追記
その後、大手スーパーマーケットで買える海苔4種(\24〜\108/枚)を加え、更に食べ比べをしてみました。
結論、色が緑色で薄くともそこそこ美味しい海苔もあれば、黒くて厚みがあっても「無」としか表現できない海苔もありました。奥深いです。
こちらの海苔は最近あまり評判が良くないようですが、それでもスーパーで買える標準的な海苔よりはおいしいと感じました(注: \108のは別格)。1枚32.5円であることを考えると、相当お買い得だと思います。