熊の手を扱うのは初めてなので、指と手を一つずつ購入し、試しに指を解凍だけして酢味噌で食べてみました。普通に豚足でした(笑)。
せっかくなので手の方はちゃんと調理したいと思い、満漢全席のレシピで仕上げてみました。
通常、熊の手は何日も茹で続けないと剛毛や皮が処理できないので、まともに調理すると1週間近く必要なのですが、この熊の手は下処理が済んだ状態で届くので、10時間ほど茹でただけで充分に柔らかくなりました。
熊の手は指を動かすための腱の塊のような食材なのでそのまま食べると豚足みたいに固いのですが、十分に茹でると腱がゼラチン状になり、箸でも切れるほど柔らかくなります。
味はもちろん味付けに左右されるので料理をする人の腕次第ではあります。私は薬味と甜麺醤を炒めたものに紹興酒を加えたタレに付け込んで煮込みましたが、まあまあ美味しかったです。
高価な食材なので敷居は高いですが、もしまた熊の手を購入する時はこのショップで購入したいと思います。