自炊(蔵書のデジタル化)を始めて3ヶ月で2000冊が完了しました。そのデジタルデータの置き場所としてNASを導入しています。
いつでもどこで簡単に探せることは、知識の再利用に絶大な威力を発揮します。自炊をやり始めた頃は「これは初めて買った図鑑だから紙で残しておこう」など例外もあったのですが、デジタル化の便利さがわかってくると、自筆のサイン本を除いて全て自炊するようになりました。
これらの自炊したデジタルデータの保存場所として望むことは、自宅の書棚のようにサーバーに家族の本が全て入っていて、家族ならいつでもどこでも取り出せること、書籍内容の検索ができること、運用コストが安いことが条件です。家族も3カ所に別れて暮らしていますので、クラウドへの保存も考えましたが、月額コストが永遠に掛かるのがネックです。そこで、NAS(ネットワークにつながるストレージ)を導入することにしました。
QNAP 社のNASは、クラウドが無くても世界のどこからでもアクセス出来ますし、検索エンジンも使えます。今のところ理想の状態に近い感じで運用できています。写真やCD音源もNASに入れてデジタルデータは一括管理に移行しました。全てが、簡単に検索でき、家族ならばいつでもどこでもアクセス出来るのは便利です。強いて言えば、検索エンジンはもっと使い勝手が良くなってもらいたいものです。