冬場の災害時の備えとして購入しましたが、よく暖まり、便利なので結局普段使いしています。災害時にどれくらいの時間使えるのかなと計測してみましたが、20度設定にしておき、6-8畳のお部屋を、室温13度→20度に上げて数時間保つ、というのを繰り返すと、合計24時間、一度の給油で行えました。給油一回で灯油5L。夜間は換気が難しいので日中のソーラー入力または発電機での入力で、ポータブル電源でエアコンを動かす予定です。ライフライン復旧まで1週間から10日間としても、我が家の場合、冬場灯油30Lの備蓄をすれば間に合う計算となりました。ちなみに、ポータブル電源で動かす場合は立ち上がりに650w程度使いますので、それに対応出来る出力のものをお勧めします。一旦立ち上がれば、あとは20w位でガンガン暖め始め、温度が安定してくるとポータブル電源ではw数が表示出来ないほどの低電力(10wくらい?)で動きます。電源が確保出来ない場合には、乾電池で動く石油ストーブを選択するしかないのかも知れませんが、色々な機種のレビューを読んで調べますと、石油ストーブは細かい火力調整が苦手で灯油の消費が多く、部屋の温度管理は出来ないので自分で付けたり消したりの作業を必要とします。その点石油ファンヒーターは電力を必要とはしますが、電気の力によって、細かな調整が出来て灯油を効率良く使い、部屋の温度調節も上手なようです。
私のように災害時の備えを考えている方で、電力の確保がある程度出来る方なら石油ファンヒーターを、電気は使えないという方は石油ストーブを、と選択されると、いざという時に困らないと思います。