通常、テーラードカラーは横向きに見ると英字のWのように2箇所の尖りがある形になっていますが、このジャケットは、襟の切り替え(ゴージライン)の上の部分の尖りがほとんどありません。後ろの部分の折り返しは結構幅があるので、首の後ろから鎖骨部分にかけて襟幅が狭まる感じになります。(通常は逆に、ゴージラインに向けて襟幅が広がると思いますが。)喩えるなら、襟の上半分はショールカラーで下半分はテーラードカラーのハイブリッドのような、何とも奇妙な形です。商品ページの、モデルが着用している写真では、カラーによって、今回届いた現品に近いものと、ゴージラインの上がそれなりに尖ったものと、形にばらつきが認められます。製造管理がかなり甘いのか、カラーによってなぜか型紙が違うのか。(購入したのはネイビーです。襟の形がわかりやすいように明るめに撮りました。後ろを撮った画像が実物に近いです。)安いから仕方ないのかもしれませんし、これはこれでちょっと外すデザイン意図なのかもしれませんが、気になる方はご注意ください。