商品はまだ届いておりませんが3ヶ月ぶりの購入ですが先に投稿します。
宮地館の餡を食べる度、今は亡き母親が作ってくれたあんこを思い出します。北海道の田舎で育った私は幼い頃その季節になると裏の畑から小豆を狩り殻から小豆を取り出し小豆の選別をした後ムシロに散りばめ長い時間干します。アンコを煮る時は大きめな鍋で焦げないように木のヘラでかき混ぜながらゆっくりと煮ていきます(グツグツ煮えるアンを鍋からつまみ食いをしていました。美味しかったなぁ)。今日は粒あん、今回はこし餡…と。こし餡は煮た小豆を布の袋で何度も絞りを繰り返しながら作るので粒あんより手間がかかっていたように記憶しています。 出来たこし餡や粒あんはお汁粉やお餅にいれて食べていました。その時は当たり前のように食べていた母親が作ってくれたあんこですが…国産小豆のほとんどが北海道産ですが小豆の高騰で餡も高くなったり小豆の質を落としたりして、老舗やデパートでも品の味に変化を感じる事もあります。
宮地館の餡はそんな幼い時に食べたあんこに近い味を思い出します。
美味しい餡を提供してくださりありがとうございます