亡き祖母が、旅先で購入してプレゼントしてくれた数珠ともう一連の数珠の房をうっかり変色させてしまいました。
プロに修理に出して何千円もかけるのも気が引けるけれども、必ず使い続けたい、そんな思いから自力での修理にチャレンジ。どうせやるなら、買った通りの古式の数珠の作りにしたいと、クレストビーズさんの公式サイトで作り方を確認し、楽天のショップで材料を購入しました。
■購入リスト(女性用略式数珠 二連分)
中糸4号 1m →ちょうど半分にして使ったので二連分で使い切り。
軸糸10m巻 →かなり余りました。
正絹頭房
水溶性のり10g →かなり余りました。
■初心者の方へのコツ
・中糸の端処理は、必ずハサミでそいでからボンドで固めないと細くならない。
→中糸の加工の仕方は、クレストビーズさんのyoutube動画にあります
・丸四つ編みは、工程上、何度でもやりなおしがきく場所なので、数回やりなおすうちに上手にできるようになる。
→丸四つ編みレシピもクレストビーズさんの公式に掲載されています。
いろいろ調べましたが、公式の説明がシンプルでわかりやすかったです。
ひじ掛け椅子のひじ掛け部分などに数珠の輪をとおして、引っ張りながら作業するとキレイに編めました。
・房頭の穴が思ったより小さくて、丸四つ編みを抜き取るのに苦労しました。
一連目は、房頭の下の紙巻部分から長い手芸用のテグスを突き出す→丸四つ編み後結んでボンドでとめたところに突き刺す→テグスの先を房頭から紙巻部分に突き出す→紙巻部分の下から出たテグスを焦らず、でもぐいぐい引っ張る、これで簡単にできました。
しかし、二連目は同じ方法ではテグスが切れてしまい、紙筒も少し弱りはじめ、困ってしまいました。
そこで、細いストローを使用したところ、なんなく通せました!
ストローを7cmくらいの長さにカット、さらに上から下まで切り込みをいれる→ストローを紙筒に通す→丸四つ編みのボンド留め部分をむき出しにして、ストローの切り込みに挟み込む→紙筒の下からはみ出したストローを引き抜く。です。
クレストビーズさんの作り方でも、編み込みを房頭にとおす方法は詳しくなかったのでご参考に♪