日々忙しくグッタリで食事をゆっくり味わって食べることもなかったりなんですが、こちらのお米はハッとさせられるというか気がついて思わず声が出ました。
主人も「お米が美味しいな」って全く同じでした。うまい、なんて失礼で言葉を選びました。
特に心配りをしたわけでもなく何気なく炊いたのに自然いっぱいの田舎で食べるようなイメージというか。
故郷の味、お袋の味、食べさせてもらった美味しさ、お金を払った美味しさ、いろんな種類の美味しさってあると思いますが、お米を食べて安らぎのような感動を味わったといっても過言ではありません。それぐらいの気付きを得ました。
そこで初めて何気なく炊いたお米に目をやると、思わず美人だと感じるほど。要は美しいんでしょうね。
粒も大きく揃っていて、食べたらふっくらと粒が立っている。そしてほんのり甘みを感じます。
冷やご飯でも美味しくて香りがいいように思います。
炊飯器も古く全然大した味覚は持ち合わせてないですが、おにぎりにしてもお粥にしても、疲れた身体に沁みて癒されます。
ほんとにしみじみと、農家さんのありがたみを感じます。と同時に殺伐とした毎日を改めたいです。
タイミングや事情で食べられる時ばかりではないのが現実ですが、本心はずっと食べたいと感じる唯一のお米です。ありがとうございます。