私は大田市のふるさと納税クーポンと島根県の【しまね和牛ご縁旅】のクーポンを併用して三瓶山の宿を予約しようとしましたが、どちらか一方しか適用できませんでした。県のクーポンのタイトルに「島根県の【しまね和牛ご縁旅】プラン(1名以上)で利用できる2000円割引クーポン※併用可」と書いてあるので、当然併用できるもの思っていたので、市(メール)と県(電話)に問い合わせました。結果から言うと、楽天のルールでは、自治体同士のクーポンは併用できないそうです。確かに、下にしれっと但し書きにあるリンクをクリックしてやっと辿り着く利用条件をそう書かれており、それをよく見ていなかった私が悪いのですが、このような紛らわしい、矛盾するような両論併記の表記は県に問い合わせた際に、改善するよう求めましたが、未だに改善されていません(県の担当者も電話口でこれは分かりづらいですねえと言っていた)。「※併用可」とあるにも関わらず、なぜ併用できないのかの問合せに対する回答に要した時間は、県は約1.5時間、市に至っては約6時間かかっています。これは、県も市もルールを十分に理解せずに楽天に丸投げして、クーポンを運用しているからでしょう。
市のメールでの回答によると、【ふるさと納税】島根県大田市の対象施設で使える楽天トラベルクーポンのページの「ご利用の際の注意事項」の「予約について」に『クーポンをご利用の際は、「RaCoupon(ラ・クーポン)の使い方」ページに掲載されているルールをご確認ください』とあったが、当該ページを確認すると、全て画像テキストでルールに至るまでのリンクさえも張らずに、あまりにも利用者に不親切だと思いました。それと「クーポンをご利用の際は、」とあるが、この時点で既にふるさと納税は完了して、クーポンは取得済であり、併用できないと分かったところで、ふるさと納税自体をキャンセルすることはできません。ふるさと納税を行う段階で、その旨、注意喚起、周知徹底しておくべきでしょう。
メールの最後に「今後は、寄附者様に分かりやすい表示を心がけいたします。」とあったが、高い手数料を払って、楽天にふるさと納税の業務を代行させているのだから、クライアントとして、県とともに、楽天側に指導なり、要望を申し出て、改善されることを期待します。