私が、防犯カメラ用に当製品を購入して満足したのは、以下の4点。1.400万画素である。2. 侵入者の検知機能が優秀である。中でも、予め設定された直線を人間やペットが通過した事を検知する能力が秀逸。 3. 防犯カメラに要求される基本性能の高さ。 すなわち異常を検知すると、直ちにスマートフォンに着信音を発生させる。そのとき、当カメラは音声付映像をマイクロSDに自動記録している。その映像はスマートフォンで何度でも見ることができるばかりではなく、決定的瞬間を静止画でスマートフォン内に保存する事もできる(添付写真の狸)。これらの機能が実現できるのは、「カメラが常時撮影をしている」。そして「1分強の時間の映像記憶ができる容量を有する高速メモリーを本体プログラムが管理している」事による。 4. 夜間の記録映像が鮮明である(添付写真の狸)。
なお、機種選定の際に苦労したのは、以下の2点。1. 自分が加入しているプロバイダーが採用しているインターネットプロトコル(IP)がなんであるかを、電子メールをプロバイダーに送って調査。2. 判明したIPに当製品が適応しているかをTP-Linkのカスタマーサポートに電話をして確認。その際、次の基本的知識を予め得ている事が必須である。
IPには、古い方式のIPv4,新しい方式のIPv6,両方の方式が扱えるIPv4 over IPv6とがある。IPv4 over IPv6方式には、通信規格の異なる、OCN光 IPoEサービスが採用している「MAP-E」やBB exciteが採用している「DS-Lite(transix)」等がある。これらの学習から始めなくてはいけないので苦労する。
私の場合、遠隔からスマフォでモニター画像を確認する居住している家のプロバイダーは、BB exciteで、そのIPはIPv4 over IPv6, 通信規格はDS-lite採用である。一方、監視の対象である親の居住している家のプロバイダーは某ケーブルビジョンであり、そのIPはIPv4である。両方に対応しているのは、Panasonic製とTP-Link製だと分かった。結局、納期が短く、かつ価格が1/3であるTP-Linkの製品に決めた。