近年よくある魔法世界を舞台にした少年時代からの成り上がり物といったところか? こういった漫画のパターンである主人公は何の才能がないと思いきや、物語の序盤で唯一無二の才能みたいなものがあるというのは極めてご都合主義の様な気がするのですが、まあ、週刊少年ジャンプの様に打ち切りが常にちらついてしまうような連載漫画であれば、序盤から盛り上がりどころを見せないといけないといけないのでしょうがないところがありますが。。。 ある程度、リアルテイスト、主人公が窮地に陥るばっかのパターンがお好きであれば、「ベルセルク」辺りの方が琴線に触れるような気がします。
元集英社で活躍していた鈴木 央の作品にも通じるところがありますが、絵のタッチ等がお好きであったり、アニメで続きなどが気になる方などはワンコインで購入できる巻まで購入しても損はないかなと?
そういえば、集英社系ではこの手の魔法世界の漫画は大先輩の「バスタード」があるのですが、今から数十年前の作品にもかかわらず、魔法の威力を描写するエフェクトはこの作品の勢いは超えられていない感じかなぁ。。。