個人的な見解ですが、この手のグロ系・ホラー系の漫画は、70-90年代位迄は存在はするものの、連載されている媒体は殆どが弱小系な所が多く、大手出版社から出ていたものであっても、4大少年誌は無論のこと。ヤンジャン・ヤンマガ、ないしはフレッシュジャンプやゲツマガでも連載されるのはかなり稀有な状況だったと思います。(フレジャンはとうの昔に廃刊になってますがw) それが、ミレニアム以降、比較的メジャーな歴史ある雑誌でも次第次第に連載されるのが当たり前になってきた感じです。 例を挙げるとすると、「彼岸島」辺りがそうですかね?
この作品も、「彼岸島」に負けず劣らずヤンマガ系でありながら、内容はかなりグロい作品となってます。
主人公はいきなりの普通の高校生活の日常が、とある事件がきっかけで崩れていくというものですが、人間を家畜にする、それを食す正体不明のクリーチャーがいるといったところからのサバイバル物となってます。 グロさの度合いで言えば、地域によっては読者制限みたいなものがかかった「マンホール」なんかよりもはるかにグロく、その手の作品好きにはお勧めできます。彼岸島と相違し、1巻目から著者の画力は高いので、絵の美麗さが気になる方にもそれなりに満足できる作品かと。