夫が、大腸癌を再発し、それも難しい腹膜播種。この本は2009年に書かれているので、情報としては少し古いかもしれませんが、マニュアル通り、癌学会を盲信している医師の治療が多いと感じる、患者側からとして、著者の田中哲二先生の一人一人に合った抗がん剤、組み合わせや、抗がん剤量も含め、腹腔内化学療法のことは未だ書かれてはいませんが、効果があるにも関わらず、実施されている病院はほとんどなく、一部の医師により実施されています。田中哲二先生もその1人。
私は患者の家族で医療に詳しいものではありませんが、免疫学については浅くではありますが、本を読んで勉強したことがあります。その私にも、考え方などは理解できました。
抗がん剤治療を患者に投与されている先生方に、読んで欲しいと思いました。