ひと昔前のモバイル電源よりも使い勝手が良くなっている。
EUの規格を通しているし、日本の電気用品安全法の基準に適合していると表示されている。
本製品は充電ケーブルが3種類にタイプAが2つ、もり過ぎだろうと言いたくなる。付属のタイプCの充電で手持ちのQC3.0と比べてみたところ、変わらないくらいの充電速度だと感じられた。用意した機種はピクセル8ProとAmazonのFire11タブレットで、同程度の充電速度に感じられた。細かく測ればはっきりするかもだが、体感でわかるところが使い勝手とも思われる。無論、何もしていないわけではなく、時間と機種と電源の残量表示で測定の代わりをしているわけだが、正確とは言えないと思う。充電速度は充電される側の充電状態で変化するのだが、こちらもそこまできちんとしてるわけではないので体感的なものだけ伝えればよいかと…。
ケーブルが4本見えるが、取説によるとタイプAのケーブルは実はスマホ等への充電用ではなく、本体に電力を蓄えるためのものとのことなので、最初に充電ケーブルの3種類と書いたものである。
使い勝手が良くなっている理由の一つはその重量だが、バッテリーの容量はその重量はほぼ比例することが知られている。もちろん技術の進歩はあるし(電極とかの進歩が効くらしい)、今までなかった素材を使うとかすれば、重量あたりの蓄電容量は飛躍的に増加するらしいのだが、リチウムイオン電池ではそこまでの飛躍はないのではと考えていた。なので、この電池が供給できる電力量は表示されるものほどはないのではとあらかじめ考えていた。AmazonのFire11タブレットの電池容量は7500mAhとのことでほぼゼロから充電を開始したところ、タブレットの残量の増加とこの電池の残量の減少がほぼ似た推移をとったので、この電池の供給できる電力量は7500mAh以上はあることがわかった。実は想像以上の供給電力量で、電池がなくなるまで使うことが普通はないとするなら、二台のスマホの充電が十分可能と考えられる。
☆たくさんをつけた理由である。