本来は釈迦三尊像にしたくて普賢菩薩像と文殊菩薩像と共に購入したのですが、購入時には、阿弥陀如来座像と釈迦如来座像の区別が付きませんでしたので間違えてしまいました。
そもそも阿弥陀様とお釈迦様は別人だったのですね。同じ方だと思い込んでおりました。
阿弥陀三尊像にするには、脇侍が違いますし、阿弥陀様なので脇侍が普賢菩薩、文殊菩薩では釈迦三尊像にもなりません。
見る人が見れば、お釈迦様では無くて阿弥陀様である事が分かってしまうけれど、仏壇に三尊像が並んだお姿は良い感じで気に入って居ります。
縁があって我が家に来て戴いたので、この三尊像の組み合わせで我が家に居て戴く事にします。
この像は一点物だったのでレビューが他の方の役に立ちそうでは無いですね。
三尊像は宗旨によって像の組み合わせが違うのですが、私の祖先は真言宗の高野山の坊さん修行が嫌で逃げ出して勘当されて、浄土宗に宗旨を変更し、家紋も下がり藤から丸に剣片喰に変えた様です。
祖母の祖父に該当する方なので、祖母によると明治維新の頃、おじいちゃんは坊主なのに2本差しで侍の真似をして粋がっていた様です。
宗旨はこの頃に真言宗から浄土宗に変えた様で、こだわりが無いので、私の代にお墓と法事の都合で黄檗宗に変更しました。
でも黄檗宗の場合は中尊が釈迦如来でも脇侍が違うので、
この阿弥陀如来座像、普賢菩薩座像、文殊菩薩座像の三尊像では何の宗旨か訳分からん状態です。
普賢菩薩の賢さと、文殊菩薩の知恵に憧れて釈迦三尊像にしたかったのです。
間違ってしまいましたが、格好良いです。仏壇が華やかになりました。
気に入って居るのですが、台座の丸い部分に傷が付いていて、台座の足も1mm位高さが違うので、斜めになる為、星を減らしました。傷の部分は丸い部分なので裏側にすれば気になりませんし、高さの低い台座の足部分も裏にすれば。斜めに傾くことは無く気にならなくなりました。