◯(第7章 p274)『仲間集め』はサイエンスできる。〜仲間集めの再現性を高める方法をお伝えしてきた。
この書をガイドブックにすれば、採用業務が、
成熟度モデルCMMI/COBITで云う
レベル1.初期、場当たり的 から、
→レベル2.再現性はある
→レベル3.定義されたプロセスがある
→レベル4.管理・測定可能
へと組織改善していけると思う。
◯(第7章 p280)最終的な成果がエントリー数といった非常に表面的な数字でしか語られないという点である。
との記述があるが、
(第5章 p185)採用改善の5ステップ
1.採用活動のkpiの具体例の中に
「採用ターゲットの含有率」
が入っており、より有効なkpiであり大変興味深い。
◯個人や企業自体の属性ではなく、属性を「関係」で捉えた記述が多くあり、(安部公房的で)示唆に富んでいる。
(第4章 p159)社員社風理解コンテンツ:
関係性を見せること。
(第4章 p166)対談で「関係性」を見せた成功例
(第6章 p252)候補者が企業との関係をより価値あるものと感じ、内定後も安心して入社できるようにすることを目的としている。
(第7章 p286)第8条 関係性の法則
全般
1.各論の本文を読んだ後に必ず図表が入り、効率的に頭を整理できるので読みやすい。
2.企業イメージのデータ化により、見える化されている。
口コミ点数(5点満点)を縦軸とし、お気に入り数を横軸として、数値化している。
3.具体な企業名が入っていて、現実味があり、実感がわく。
4.採用側の視点で書かれているが、求職側の視点で読んでも大いに参考になると思う。