低たんぱく米。普通に炊飯できます。
腎臓食で制限のあることが多いカリウム、たんぱく質、塩分をほぼ考慮する必要がないので、
腎療法食の必要があった叔父にとって、強い味方でした。
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84歳の時、腎機能が急速に悪化したため、腎臓食を導入。
その時は、ステージ5に近いステージ4で、透析治療も考えなくてはならない程でした。
しかし、一般的に84歳という高齢では、多大の負担がかかる透析治療はしない(できない)ということで、家族共々、医師と一丸となって温存療養に努めることになりました。腹膜透析ならできるようでしたが。
その後6年以上、腎機能は悪くならず、むしろ年齢に逆って良くなり、ステージ3に近いステージ4をKeepすることができました。
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残念ながら、91歳にて緊急入院先の病院において、老衰のため亡くなりました。
死去の原因は腎不全ではなかった・・ということになります。
腎臓は最後まで悪くならず、安らかに眠るように亡くなったのは、家族の慰めとなりました。
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特殊用途米ですので、お米本来の香りや味は、ありません。
が、混ぜご飯にすると、比較的食べ易かったそうです。
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腎機能を最後まで維持できたこと、こちらのお品の力が大きいと思っています。
ありがとうございました。