読んでいて「なるほど!」と思う部分ももちろんありましたが、
こういう対応を取ればよいという具体例について、
「自分がこの対応をした時に、本当に世の中の大半の人がこのような反応をするだろうか」
と懐疑的になる部分が多かったです。
少し時代錯誤に感じる言葉遣いや事例もあり、2024年に出版された本と知って驚きました。
あくまで私の感想ですが、
人間関係に悩んで萎縮しているような
真面目で傷付きやすい繊細な方が対人関係を変えたいと思っているのならば、
こちらの本はあまり向かない内容かもしれません。
逆に、今の人間関係や自分の能力に不満や悩みは特にないけれど、
管理職になったので対人スキルについて学んでみようとか、
単純に興味があるという方には向いているのではないかと思いました。